前回、国内女子ツアーでの今年最も稼いだクラブを賞金ランキング別で調べましたが、今回は国内男子ツアー(JGTO)のクラブを調べてみました。
今年の男子ツアーは、コロナ禍の影響で余儀なく中止となった試合もあるなか、手に汗を握る試合ばかりだった。三井住友VISA太平洋マスターズでは史上5人目のアマチュア優勝を目指していた中島啓太を香妻陣一朗が下して涙の初優勝。日本シリーズJTカップでは最終組の岩田寛と谷原秀人がデットヒートを繰り広げ、18番ホールまで粘り続けたチャン・キムが優勝を勝ち取った。若い世代が活躍し、ベテラン勢も大いにツアーを盛り上げました。
さて、そんな国内男子ツアーで今年最も稼いだクラブは何だったのでしょうか?ゴルタイ編集Mが徹底的に調査しました。とはいっても、前回の女子ツアー調査でも同様、情報が少なかった。。。なのでテレビ中継を観てクラブを探しました。もしかすると間違っているもの、あるいは現在は他のクラブを使用している可能性もありますのでご了承ください。
ドライバーで今年最も稼いだモデルは?
第1位:スリクソンZX7
なんと賞金ランキング20位以内にはスリクソン使用者が4人、ピン使用者4人、テーラーメイド使用者4人がいました。ところが上位5位にスリクソンZX7が入っていますので、今年最も稼いだドライバーはこれに決定!
第2位:ピン、テーラーメイド
ピンは新しいG425シリーズの使用者が1名、G410が2名、G400が1名でした。テーラーメイドはSIMが1人、SIM GLOIREが2人、M2が1人でした。22歳の小斉平優和がM2というのがシブいですな。
第3位:ブリジストン
ブリジストンはツアーB X使用者が2人、XD-3が1名でした。
アイアンで今年最も稼いだモデルは?
第1位:ブリジストン TOUR B X-CB 3人
賞金ランキング20位の中で最も使われているモデルはブリジストンのツアーB X-CBでした。メーカーでいうとスリクソンが4人で最も多かったのですが、全員が異なるモデル(ZX5、Z945、Zフォージド、Z785)を使用していました。ツアーB X-CBは、前回調査した国内女子の今年最も稼いだアイアンでもあるのです!つまりこのアイアンは日本国内ツアーで最も稼いだアイアンと言うことができるのですよ。
第2位:ピン ブループリント
日本シリーズJTカップ優勝のチャン・キムと、同試合2位タイの大貫智春が使用していたのがこのモデル。ピンらしくないシビアなデザインですが素晴らしいアイアンですね。他のモデルで複数選手が使用しているのはありませんでした。
パターで今年最も稼いだモデルは?
パターは同じモデル名でも微妙に異なるタイプが多々ありますので、メーカーでまとめることにします。
第1位:オデッセイ 9人
これも国内女子ツアーと同様、ほぼ半数がオデッセイを使用して賞金を稼ぎました。モデルは各自バラバラですが、最近また2ボールパターを試合(海外のPGAやLPGA)でもよく見るような感じがします。2ボールは一時どのツアーでも誰もが使用していて、スパイダーの比ではないほど大流行しました。国内男子ツアーでは岩田寛が使用していますよね。
さて、如何でしたでしょうか。国内女子ゴルフを調べた結果もそうでしたが、トッププロが使うギアは、シャフトや重さを合わせれば我々でも十分に使えるモデルがほとんどですよね。これらを自分のゴルフバッグに入れて、スコアアップを目指してみてはいかがでしょうか!まだ女子ツアーで今年稼いだクラブを読まれていない方は、以下をクリックしてください。
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