ピンまでの残り距離やグリーンのラインをキャディーさんに聞きたいけれど、タイ語でどう言ったら良いかわからない。またはキャディーさんの言っていることが理解できない、と悩んでいる方にオススメの内容です。以前投稿した”ゴルフ場で使えるタイ語”を、より詳しく、わかりやすくアップデートしました!ゴルフに関するキーワードを覚えれば、タイのゴルフがさらに楽しくなりますよ。
ティーグランドとフェアウェイで使える単語
▼真っ直ぐ(トントン):実際はトゥロングトゥロングと言っていますがほとんど聞こえません
▼右(クワー)
▼左(サーイ)
▼右ドッグレッグはドッグレッグ・クワー、左ドッグレッグはドッグレッグ・サーイ。*ドッグレッグとはフェアウェイが左右に曲がっている形状のコースのことです
▼フェアウェイ:フェアウェイ
▼どこを狙って打てば良い?:レン・ティーナイ・ディー?。レンは標的、ティーナイはどこ、ディーは良いの意味です。
▼(打ったボールが)どこ行った?(パイ・ナイ?):パイは行く、ナイは何処の意味です
▼(ボールが)見つからない(マイ・ジャー):ジャーは見つける、マイは否定を示します
▼(ボールが)見つかったよー(ジャー・ラーウ):ラーウは動詞が完了したことを示します

グリーンまで残り何ヤード?と聞きたいときはどうしたらいいのかな

「トゥン・グリーン・タウライ?」と言えば通じるわよ。トゥンは~まで、タウライはどれくらいという意味。またカップ(ルム)まで何ヤード?と聞きたい場合は「トゥン・ルム・タウライ?」でOK。グリーン手前はグリーン・カンナー、グリーン中央はグリーン・トンガーン、グリーン奥はグリーン・カンランと言います。「グリーンセンターまで150ヤードです」はトゥン、グリーン・トンガーン、ロイハーシップとなるわ。
ハザード
▼バンカー(バンカー)
▼バンカーにボールが落ちた(トック・サーイ):トックは落ちる。サーイは砂(”左”と同じ発音)
▼バンカー内の目玉ボール(カイ・ダオ):目玉焼きのこと。カイは卵でダオは星。
▼池ポチャ(トック・ナーム):トックは落ちる、ナームは水のこと。ゴルフでは池ポチャ
▼川(メナーム)
▼OB(オービー)

トックナームはゴルフで覚えた言葉だ(笑)

トックナームとトックサーイの無いラウンドをしてみたいものだ。。

池を超えるには何ヤード打てば良いか知りたいときはどう聞けばいいの?

カーム・ナーム・パイ・ガイ・タウライ?と聞けばOK。カーム(超える)、ナーム(池=水)、パイ(行く)・ガイ(遠く)、タウライ(どれくらい)という意味よ。カーム・ナーム・タウライ?でも通じるわ。その逆に、池の手前までの距離を知りたいときは、ナー(前)という言葉を使ってナー・ナーム・タウライ?でOK。
グリーン上で使う単語
▼上り(クン):グリーン上ではターン・クン(上り傾斜)と言います。傾斜が強いときはマーク(とても)という副詞を付けてクン・マーク。容量が多いことを表す副詞ユーユーを使ってクン・ユーユーと言うキャディーもいますが、本来はマークが正しいです。
▼下り(ロン):下り傾斜はターン・ロンです。下りが強いときはロン・マーク、またはロン・ユーユー
▼(グリーンが)速い(レオ):とても速い場合はレオ・マーク
▼(グリーンが)遅い(チャー)
▼曲がる(リャオ):右に曲がるはリャオ・クワー、左に曲がるはリャオ・サーイ
▼カップ(ルン)
▼ピン(ピン)
▼どこを狙ってパットすれば良い?:パット・パイナイ・ディー?。パイナイはどこへ行くの意味。
▼カップ内側の右半分(クワー・ナイ):”内(ない)”がナイと覚えると簡単
▼カップ内側の左半分(サーイ・ナイ)
▼カップの右エッジ(クワー・パーク):パークは口のこと。カップの縁を口と表現します
▼カップの左エッジ(サーイ・パーク)
▼カップの右ふちからボール1個分外側(クワー・ヌン・ボール):ヌンは数字の1。ボールはタイ語で「ルーク」なので(クワー・ヌン・ルーク)と言う場合もあります
▼カップの左ふちからボール1個分外側(サーイ・ヌン・ボール)
▼カップの右ふちからカップ2個分外側(クワー・ソーン・カップ):カップをルンと言う場合もあり
▼カップの左ふちからカップ3個分外側(サーイ・サーン・カップまたはサーイ・サーン・ルン)
▼(パットが)強い(レーン・マーク):レーンは力強い。レーン・パイ(強すぎ)とも言います
▼(パットが)弱い(バウ・マーク):バウは弱い。バウ・バウやバウ・パイ(弱すぎ)とも言います

気をつけなければならないのは、キャディーはボールが転がるラインをアドバイスするのではなく、ボールを打つ方向をアドバイスするってこと。例えばスライスラインで、カップ左にボール2個分狙うべきときは「サーイ、ソーン・ボール」と言うのよ

スライスラインはボールが右に曲がるからクワーじゃないのか!

狙う方向をアドバイスしますので、クワーと言ったら右を狙う、サーイと言ったら左を狙うと覚えてください。誤解のないように、手で方向を示してコミュニケーションを取り合うと良いですね!
タイのキャディーさんはゴルフをしない人がほとんどです。頑張ってラインを読んでくれますが、最後はプレイヤーが自分でラインを決めましょう。キャディーさんのライン読みが間違ってたからスコア悪かったなんて言わないよーに!
ゴルフ道具の呼び方
▼ドライバー(ドライバー、マーイ・ヌン):マーイは木の意味。その後ろに数字を付けて番手を表します。
▼ウッド(マーイ):3番ウッドはマーイ・サーン、5番ウッドはマーイ・ハーとなります
▼ハイブリッド:ハイブリッド。またはオカマという言葉と使って(マーイ・ガトゥーイ)と呼ぶ人も多いです。ユーティリティという単語はあまり使われていません。
▼アイアン(レック):ウッドと同様に数字を後に付けて番手を表します。例えば6番アイアンはレック・ホッ、7番アイアンはレック・ジェッ
▼ウェッジ:ピッチングウェッジはピッチング、サンドウェッジはサンドウェッジで通じますが、アプローチウェッジは発音の関係で通じにくいかも。たくさんウェッジがあるとキャディーが混乱するので、ロフトの数字で呼ぶ人も多いです。例えば56度ウェッジはハー・シップ・ホッ(ハー5、シップ10、ホッ6)と呼びます
▼58度ウェッジをください(コー・ハーシップ・ペー):コーは~くださいの意味、ハーシップ・ペーは数字の58
▼パター(パター)
▼ボール(ボールまたはルーク)
▼ティー(ティー)
▼マーク(マーク)
天候
▼風(ロム):向かい風はロム・ターン・カンナー、追い風はロム・マー・カンラン。アゲインストとフォローで通じることも稀にあります
▼雨が降る(フォン・トック):雨はフォン、降る(落ちるという意味)はトック
▼傘(ロム):麻雀のロン!に似た発音です。風のロムはイントネーションがなく低い音です
▼暑い(ローン):ローーンと長く暑そうに発音すると通じやすいです
▼寒い(ナーウ):これもナーーウと寒そうに発音してください!
その他知っておくと役立つ単語
▼上手くボールに当たらなかった(ティー・マイ・ディー):ティーは英語のHitで当てるという意味。ドーン・マイ・ディーとも言います。ボールがトップしたときは(トップ)で通じます
▼ナイスショット!:ナイショット!と英語っぽく言うこともありますし、上手ですねー!という意味でゲン・マーク!、またはゲン・ジャン・ルーイ!とも言います。ゴルフ以外でもよく使われる表現です。
▼難しい(ヤーク):とても難しいはヤーク・マーク。深いラフで苦戦したときなどに使えますね
▼楽しい(サヌック):とても楽しいはサヌック・マーク。ラウンド後にキャディーさんに「とても楽しかったよ」と伝えるときに使えます
▼喉が乾いた(ヒウ・ナーム):ヒウはお腹が空いたという意味
▼便所に行ってくる(パイ・ホン・ナーム):ジャは英語のwillでパイはgo。ホンは部屋のこと。水の部屋で便所の意味になります
▼食事する(ギン・カーウ):ギンは食べる、カーウはご飯
▼ロッカールーム(ロッカー):ホン・ロッカーというときもあり
▼シャワー(アプ・ナーム):アプは浴びるという意味
▼ホール(ルン):1番ホールはルン・ヌン、2番ホールはルン・ソーン
▼カート(カート):語尾の”ト”はほとんど発音しません。「ロット(車)・ゴルフ」と言う場合もあります
【番外編】マッスてなに?
キャディーさんの中には日本語が少しわかり、右や左など簡単な日本語で説明してくれる人もいます。ただ、その中で「マッス」という不思議な言葉があります。初めて聞いたときは自分の知らないタイ語かと思っていたのですが、実は「真っ直ぐ」のことでした。日本人が発音する真っ直ぐは「ぐ」の部分が聞きづらいため、タイ人キャディーの間で「マッス」という発音で広まってしまったようです。
なのでグリーン上のパッティングでキャディーさんが「マッス」と言ったら、「まっすぐ」と伝えようとしていると思ってください。「OK。トントンね?」とタイ語で返事してあげても良いですね。
以上、上級者向けタイ語になってしまったかもしれませんが、自分に必要な最低限だけでも覚えて使ってみてはいかがでしょう。スコアアップに繋がる楽しいゴルフになれば幸いです。

勉強になった。一生懸命覚えるぞーっ

「スースー!(タイ語で頑張って!)」
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雨に備えておこう!機能多彩なゴルフ用レインウェア
雨に備えてバッグに入れておきたいレインウェア。ですが、数千円から数万円するものまで価格幅が広く、どう選んだら良いか迷う人も少なくないでしょう。
レインウェアを選ぶ際に最も大事なのは、耐水圧と透湿性です。
耐水圧とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。一般的な目安として、小雨なら300mm、中雨は2,000mm、大雨は10,000mm、嵐は20,000mmの耐水性を持つレインウェアが必要で、ゴルフには最低10,000mmの耐水性が必要と言われています。10,000mmの耐水性とは、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて10,000mm(10m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられる性能です。耐水圧性能は使用と共に少しずつ劣化していくので、商品カタログには”初期”耐水圧と記載されています(撥水スプレーで多少復活させることは可能)。
透湿度とは、生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値です。衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。例えば、透湿度20,000g/㎡/24hであれば、1日(24h)で1平方メートルあたり、20,000g(20kg)の水蒸気の汗を透過する(外に出す)能力があるということになります。ゴルフには最低でも5,000g以上、より快適さを求めるなら10,000g以上が理想と言われています。
また、ゴルフメーカーから販売されているレインウェアは、ゴルフに適した様々な機能があります。体を動かしやすいストレッチ性能に優れた素材、スイングを邪魔しない3D立体裁断、ウェア内の湿気を外に逃がす通気口(ベントレーション)機能、長袖と半袖の2通りを着こなしが可能な袖の取り外し機能、ゴルフシューズを履いたままパンツが快適に履けるためのファスナーなどなど、通常のレインウェアにはない便利な機能を満載しています。


ゴルフ用レインウェアの価格帯とその特徴
好きなゴルフメーカーやデザインで選ぶもの良いですが、レインウェアの価格はピンキリなので選ぶのは容易ではありません。以下の3つの価格帯に分けて、それぞれの特徴を説明します。
1)2万円以上
初期耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/㎡/24h以上の高性能で、ストレッチ性能も優れた最上級レインウェアです。ツアープロが使っているモデルも多数あり。お金に余裕のある方は、この価格帯の商品を選んでおけば間違いないです。
2)1万~2万円未満
レインウェアの種類が非常に多く、ゴルフメーカーが力を入れている価格帯と言えるでしょう。ほとんどは初期耐水圧10,000mm、透湿性10,000g/㎡/24h以上ありますが、稀に透湿性が10,000g/㎡/24h以下の商品もあるので購入前に確認しましょう。
3)1万円未満
リーズナブルな価格帯ですが、傾向として、透湿性能が低い商品が多いです。ゴルフには最低でも5,000g以上必要とされていますが、中には3,000g/㎡/24h前後の商品もあるので避けたほうが良いでしょう。またレインウェアは通常、上下セットで販売されていますが、価格が安いものはジャケットだけ、あるいはパンツだけ単体で販売されているケースもあるので気をつけましょう。
ゴルタイがお勧めする、ゴルフ用レインウェアを紹介します!
【ブリヂストンゴルフ】レインブルゾン・パンツセット水神 メンズ
ブリジストンのレインウェアと言えば水神。初期耐水圧30,000mm、透湿度22,000g/㎡/24hという高性能で、ソフトな肌触りで伸縮性にも優れ、スイングでシャカシャカ音がしない生地が使われています。


【テーラーメイド】TMベーシックレインスーツ
初期耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/㎡/24hの性能は、ブリジストンの水神には劣りますが、一般的なゴルフ用レインウェアの中ではとても高い数値です。縦に配置されたテーラーメイドのロゴが格好良い。


【ダンロップ】スリクソン レインウェア ムーブマスター2
初期耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/㎡/24hという高性能。4WAYストレッチ&超軽量でスイングがとてもしやすい。


【キャロウェイゴルフ】8WAYセットアップ レインウェア
初期耐水圧20,000mm、透湿度20,000g/㎡/24h。非常に柔らかくストレッチ性の効いた素材で着用感もよく、快適なプレーをサポートしてくれます。ネイビーとカーキもあり。


【デザントゴルフ】ナイロンストレッチタフタレインジャケット
初期耐水圧20,000mm、透湿性30,000g/㎡/24hを誇る高機能レインウェア。透湿性30,000gは登山用のレインウェアとしても使える高い数値で、ウェア内を快適に保ってくれるでしょう。


[ミズノ] ゴルフウェア ムーブ レインスーツ II
初期耐水圧20,000mm、透湿度20,000g/㎡/24h。ベルトを着けたまま着脱できる内側ベルトループ付き設計。ストレッチ性にこだわった柔らかい生地で、紫外線もカットします。


【エリートグリップ】スマートシルエット レインウェア
初期耐水圧10,000mm、透湿性5,000g/㎡/24h。上記6モデルに比べると数値は若干劣りますが、約1万円のリーズナブルな価格が魅力です。本降りや強風ではない、多少の雨なら十分だと思います。


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