ゴルフ動画を作ろう!【機材編】:動画撮影に適したカメラはどれ?

最近はYouTubeなどの動画サイトにたくさんのゴルフ動画がアップされていますね。ゴルタイ編集Kもプライベードのラウンドを撮影して動画編集することがあります。自分のスイングを見て改善点を見つけたり、一緒にラウンドした友人と動画をシェアして楽しんでいます。読者のみなさんもゴルフの動画撮影に興味を持っている方は少なくないのではないでしょうか。今回はゴルフ撮影に適した撮影機材をご紹介します(2021年9月アップデート)。

撮影機材はいくつかのグループに分けられます。まずはプロカメラマンが使用する機能満載のデジタル一眼カメラ。それから操作簡単でコンパクトなボディーのコンパクトデジタルカメラ(通称コンデジ)、そして長時間撮影やズームなどの機能があるハンディカム、近年流行りのアクションカメラ、そして誰もが持っているスマートフォンです。どれも一長一短があります。詳しく掘り下げてみましょう。

デジタル一眼カメラ

デジタル一眼カメラの最大の特徴は、レンズ交換ができることです。広角レンズやズームレンズなど用途に応じて様々なレンズを付け替えて撮影することができます。また動画を撮影する上で非常に大切なセンサーのサイズが大きい点も長所。デジタル一眼カメラには、通常の一眼レフカメラのほかに、ミラーレス一眼カメラというものもあります。これは一眼カメラよりコンパクトなボディーで、価格も少し抑えて、一眼カメラに近い高品質の動画が撮影できます(ミラーレスの構造は複雑ですので省きます)。

デジタル一眼カメラは高性能ですが、値段が高いことが短所です。レンズのないボディ単体で20万円以上します。旅行など他に使う目的があれば別ですが、趣味のゴルフ動画だけのためにデジタル一眼カメラを買うのはオススメしません。またボディーが大きくて重く、操作方法も複雑ですので、自分もラウンドしながら撮影する機材としては不向きです。

そのようなデメリットはありますが、目を奪われるような美しい撮影でどうしても撮影したい!ゴルフ以外にも旅行や仕事でもがっつり使うという人であれば、デジタル一眼カメラが絶対オススメです。またデジタル一眼カメラはバッテリーも大きいので長時間撮影にも適していて、近年モデルは小型で軽く耐久性にも優れています。長年使えばコンデジよりコスパは良いかもしれません。2021年6月現在の人気機種から、ゴルフ撮影に適したコンパクトなモデルを2つ選んでみました。

FUJIFILM X-E4 レンズキット

2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載した、小型軽量なミラーレスデジタルカメラ。最短約0.02秒の高速・高精度なオートフォーカス機能を搭載している。独自の「フィルムシミュレーション」による多彩な表現が可能。180度チルト式液晶モニターやシャッタースピードダイヤルを採用。標準ズームレンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が付属する。

ソニー フルサイズミラーレス一眼 α7C レンズキット

フルサイズセンサーを小型ボディに搭載!世界最小・最軽量*¹のフルサイズミラーレス一眼『α7C』。 妥協なき表現力とかつてないコンパクトさを両立し、ソニーのEマウントボディではすべてのEマウントレンズが使用可能。豊富なラインナップからお好みのレンズを選んで頂けます。

コンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)はその名の通り、ボディーが小さくて軽いのが特徴です。持ち歩きやすく、ゴルフの動画撮影に適した機材といえるでしょう。三脚に置いて使うとより便利です。

コンデジは近年、目まぐるしく進化しています。静止写真の撮影より、動画を撮影するユーザーが増えたからです。ユーチューバーの存在も大きく影響していて、自撮りが簡単にできるコンデジも増えています。この機能は、ゴルフの場合でも同伴者と自分が一緒に楽しんでいる雰囲気を撮影するのに適していますよね。さらにデジタル一眼カメラより価格が安く、10万円以下で手に入るモデルもあります。手ブレ補正機能があり4K撮影が可能なモデルもあります。

コンデジの短所は、小さなボディーであるがゆえの小さなバッテリーです。私がプライベートでのゴルフを撮影すると、平均で90分になります。コンデジで90分動画撮影が可能なバッテリー装備のモデルはありません。そのため最低2個以上のバッテリー、もちくはモバイルバッテリーが必要です。バッテリー消耗を確認しながらプレーするのは少々面倒ですが、操作は簡単なので初めてゴルフ動画を始める方にはオススメです。*モバイルバッテリーについては、「ゴルフ動画を作ろう!【アクセサリー編】」で詳しく説明します

人気コンパクトデジタルカメラは以下の3機種。中でもソニーZV-1の人気は不動ですね。

ソニーVLOGCAM ZV-1

日常や旅行先での情報発信、商品レビューやメイクアップ動画などのVlog(ブイログ)コンテンツ撮影に特化したデジタルカメラ。自撮りの背景をボケ・くっきりに切り換えられる「背景ボケ切り換え」、顔と商品のスムーズなフォーカス移動ができる「商品レビュー用設定」を搭載。自撮り時に握りやすいグリップやバリアングル液晶モニターを備えている。高画質性能や美しいぼけ描写、高いAF性能、肌色と顔の明るさの最適化を実現。

2021年7月27日、新しいモデルZV-E10が発表されました。ZV-1と違いレンズ交換ができるものです。商品動画を紹介しておきます。

RICOH GR III

新開発のレンズ”GR LENS18.3mm F2.8″、そして解像性能を優先したローパスフィルターレス仕様のAPS-CサイズCMOSイメージセンサーと新開発の画像処理エンジン”GR ENGINE 6″を搭載搭載。あらかじめ指定した距離にピントを合わせて撮影する「フルプレススナップ」が、画像モニターのタッチ操作でも可能になっている。電源オフ時にはストリートをイメージした背景と専用ロゴをあしらい特別な終了画面が表示される。

FUJIFILM デジタルカメラ X100V

機能美溢れる洗練されたデザインのボディに、新開発の高性能レンズを搭載。最新のイメージセンサー・画像処理エンジンも備え、独自の色再現による高画質を実現します。また、光学式・電子式を切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」をさらに進化させるなど、「ファインダーを覗いて撮る」撮影スタイルを追求しました。

他にも動画撮影に適したコンデジはたくさんありますが、今買うとすればこの3択になるのではないでしょうか。

ハンディカム

ハンディカムはソニーが製造販売するレコーダー一体型ビデオカメラのことで、子供の運動会を親が撮影するのテレビのコマーシャルが印象的です。非常にコンパクトかつ軽量で、長時間の動画撮影を目的に開発された商品なので、数年前までは大ヒット商品でした。

売れなくなってしまったのは、上に挙げたデジタル一眼カメラとコンデジが動画撮影の機能を飛躍的に進化させたからです。デジタル一眼カメラはハンディカムより大きいセンサーを装備し、交換可能なレンズで格段に美しい動画が撮影できるようになり、安価なコンデジも4Kに対応した撮影ができるモデルが次々に発表されて、ハンディカムはセールスポイントを失ってしまったのです。それからソニーはハンディカムの新製品を積極的に出していません。

そうは言っても、ゴルフ撮影にハンディカムが適している点はたくさんあります。まず大量の内蔵メモリー(64GBが主流)が標準装備されていること。ソニーによれば64GBで4Kの60Mbps(24p)の動画撮影が2時間可能ですので、長時間のゴルフ撮影にもってこいです。

https://www.sony.jp/

内蔵メモリーに加えて、長時間撮影できる大型バッテリーが付属されていることもハンディカムの長所です。ソニーによると、この付属バッテリーで160分の4K動画撮影が可能とのことです。別売りの大型バッテリーをつければ、さらに長時間の撮影ができます。1080Pならラウンド開始から終了までずっと撮影していても大丈夫。つまり何の操作をする必要もなく、ゴルフに集中できる。これはハンディーカムにしかできない、とても大きなアドバンテージです。ハンディカムのオススメ商品は以下の通り。

ソニー ビデオカメラ FDR-AX45 4K 64GB

手持ち撮影や、ズーム時でもブレない独自の「空間光学手ブレ補正」機能を搭載したデジタル4Kビデオカメラ。専用開発の「Exmor R CMOSセンサー」や「ZEISSバリオゾナーT*」レンズ、新世代画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。20倍光学ズームに加え、4K記録時30倍、HD記録時40倍の全画素超解像ズームが可能。遠くの風景や人物の画質を保ち撮影できる。

ソニー 4Kビデオカメラ Handycam FDR-AX700

従来モデルの約3倍高速なAFレスポンスで動きの速い被写体も瞬時に捕捉する「ファストハイブリッドAF」を採用した、4K対応ビデオカメラ。光学ズーム12倍レンズを採用しているほか、手前から奥の被写体にフォーカス移動できる「レンズリング」も装備している。スマートフォンと接続して離れた場所からリモート操作が行えるNFC通信機能を本体に搭載している。

アクションカメラ

Goproに代表されるアクションカメラも近年人気です。私はGoPro7 Blackを愛用していますが、非常にコンパクトで荒く扱っても問題ないタフなボディは屋外向き。購入した頃はゴルフ撮影にも何回か使用しました。ところが魚眼レンズによるディストーション(画面中央から離れるほど映像にゆがみが入る)が出てしまうのが気になりました。魚眼レンズ機能をオフにしてもそれは完全にはなくならず、動画編集ソフトでいちいち修正しなければなかったので現在はゴルフに使っていません。ソニーのアクションカメラも同様で、対象物がカメラの中心にある場合や、対象物が動く(あるいはその周囲が動く)場合には威力を発揮しますが、広々としたゴルフ場で撮影すると人物がとても小さくなり、景色が歪むので個人的にはオススメしません。

例を見せましょう。下の2つは同じゴルフコースのフェアウェイバンカーで撮影したものです。上がコンデジ、下がGoPro7 Black。アングルは若干異なりますが、下の方は全体的なバランスが歪んで潰れていますね。これは動画ソフトで修正も可能ですが、画面の枠がクロップされるデメリットがあります。

コンパクトデジタルカメラで撮影した動画の一部
Goproで撮影した動画の一部(動画編集ソフトで修正する前の状態)。めちゃめちゃ短足で背景も平たく湾曲してしまっています

旅行好きでこれぐらいの歪みなら気にならないという方、または動画ソフトで編集しちゃうという方には、アクションカメラはオススメ。軽くて小さいので三脚に付けても持ち運びラクラクです。さらに下の新しいHERO9は、ボディーが傾いていても水平バランスを調整して撮影できる機能があり、アンジュレーションがあるゴルフ場で威力を発揮してくれます。

GoPro HERO9 Black

GoPro HERO10 Black

プロセッサーが新しくなり、5.3Kビデオもフレームレートが60fpsへとアップグレードされたHERO10。機能的には私の持っているHERO7とは比べ物にならないほど進化しています。ですがこれらの機能は、被写体が動いているときに威力を発揮するもので、地面に静止しているボールを打つだけのゴルフ撮影には機能を発揮できません。他のアクティビティで使っていて、たまにゴルフ撮影も、という方限定ですね。

スマートフォン

さて、ゴルフ撮影道具の候補にスマホが加わると、話が少しややこしくなります。というのも、これまで紹介した商品と同様に、スマホの動画撮影機能も格段に進化しているからです。iPhone、Galaxy、Sony Xperiaなどは動画撮影を売りにしたモデルが続々発表され、その機能はコンデジを勝るとも劣らないと言われています。

長年のアンドロイドユーザーだった私がiPhone 12 Max Proに手を出すきっかけとなったAndy Toの動画
iPhone13の新機能でゴルフ撮影に必要なものはありません。12で十分だと思います。
Andy ToのiPhone13を使った動画。スマホだけで撮られたものとは到底思えないクオリティだ。

コンパクトで軽量なのもスマホの利点です。撮影が終わったらポケットに入れて、移動もラクラク。どのメーカーもフラッグシップモデルは手ブレ補正機能が優れているので、両手でスマホを構えて撮影すれば、ほとんど気にならないでしょう。さらにスマホで撮影した動画は友人とシェアすることも容易にできますし、PCを使わずにアプリで編集して動画サイトにアップロードすることも可能です。

名物ホールのティーショットだけ撮影するぐらいなら”手持ち撮影”で十分ですが、1番ホールから18番ホールまで自撮りしたい場合、スマホを三脚に固定して撮影した方が便利です。毎回、同伴者に撮影を頼む必要もなくなりますしね。またアプリを使ってゴルフボールの弾道を線で表示する場合も、カメラを固定していないと上手くいきません。

スマホのデメリットは、撮影中は機内モードに設定するので通話などの機能が使えないこと。また一眼カメラやコンデジのようなボディー耐久性がないので、道具として扱いにくいこと(カート移動時に三脚に固定したスマホがカートにぶつからないよう気を使います!)。そして周囲温度が高いとスマホのバッテリーに悪影響を与える可能性があるのも、暑い気候のタイでは問題です(iPhoneは”35°Cを超える周囲温度にさらさないこと”とアップルサイトに記されています)。

スマホとコンデジの動画比較!

デジタル一眼カメラ、コンデジ、ハンディカム、スマホのメリットとデメリットを比べてみましたが、おそらく大半のみなさんはコンデジとスマホで迷うことになるでしょう。販売価格はほぼ同じ。どちらの長所短所も理解した。ところが選択の決定打が見つからない。どうしたらいい!?こうなると、最後に残された方法は一つ。コンデジとスマホで撮影された動画を見比べて、自分の好きな方を選ぶしかない。さっそく見比べてみましょう!

比較しやすいように、ゴルフ場で撮影した動画を探してみました。まずは武井壮氏の動画(ソニーZV-1使用)。

次に小平智プロの動画(iPhoneか定かではないがスマホ使用)。

武井氏の動画は天候が悪いことも影響してか、被写体の輪郭と色がぼんやりしているように見えますね。一方、小平プロの動画はシャープで空の色もきちんと出ています。一方でスマホ動画は風の音が気になりますね。風のノイズはウィンドスクリーンを別途で購入しなけらば解決しませんが、ソニーZV-1はなんと標準装備。手ブレ補正はどちらも同じくらいですね。ではどちらが良いでしょうか。うーん、どっちかな。。これでは決定打にならないか(苦笑)!

結局、どれが良い?

これはゴルタイ編集Kの個人的な意見ですが、なんの設定もせずに気軽に撮影を楽しみたいのであれば、スマホが良いでしょう。ただ録画ボタンをタップするだけで驚くほどクオリティーの高い動画が録れてしまうのが今のフラッグシップスマホです。一方、旅行でも動画撮影をしていて、動画ソフトで編集にも拘りたいという人であればコンデジをオススメします。コンデジは設定を変えることでかなり表情の異なる動画を撮影することができるからです。以上、みなさんの参考になれば幸いです!

ゴルフ動画撮影に必要な機材が決まったら、次はアクセサリーを揃えましょう。以下の記事を読んでください!ゴルフ動画が楽しくなるアプリも紹介します。

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