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ゴルフ動画を作ろう!自撮りゴルフに適したカメラはどれ【機材編】

「練習場では上手く打てるのに、ゴルフ場ではサッパリ」よくありますよね。その原因を探すのに役立つのが自撮りゴルフ。ゴルフをプレーしている自分を撮影することです。

分析できるのは自分のショットやパットだけではありません。撮影した動画を見てみると、自分がターゲットに対して右を向いてアドレスしていたり、ボールを打つまでの時間が同伴者に比べて長い(つまりスロープレー)と気付くこともあるんです。これは練習場の撮影では絶対にわからないこと。また、ゴルフ仲間とのラウンド動画を作りYouTubeで観る目的で撮影するのも楽しいですよ。

ということで、今回はゴルフ場の撮影に適した機材と、動画の編集方法をご紹介します。


カメラはいくつかのグループに分けられます。プロカメラマンが使用する機能満載のデジタル一眼カメラ。操作簡単でコンパクトなボディーのコンパクト・デジタルカメラ(略してコンデジと呼びます)。長時間撮影やズームなどの機能があるハンディカム。そして近年流行りのアクションカメラ、そして誰もが持っているスマートフォンです。どれも一長一短があります。詳しく掘り下げてみましょう。

デジタル一眼カメラ

デジタル一眼カメラの最大の特徴は、レンズ交換ができることです。広角レンズやズームレンズなど用途に応じて様々なレンズを付け替えて撮影することができます。 またデジタル一眼カメラはバッテリーが大きいので長時間撮影にも適していて、近年モデルは小型で軽く耐久性にも優れています。 さらに動画を撮影する上で非常に大切なセンサーのサイズが大きい点も長所。デジタル一眼カメラには、通常の一眼レフカメラのほかに、ミラーレス一眼カメラというものあり、簡単に説明すると、一眼レフカメラよりコンパクトなボディーで、価格も少し抑えて、高品質の動画が撮影できます。

デジタル一眼カメラは高性能ですが、コンデジに比べて値段が高いことが短所です。旅行など他に使う目的があれば別ですが、ゴルフ動画だけのためにデジタル一眼カメラを買うのはオススメしません。またボディーが大きくて重く、操作方法も複雑ですので、自撮りしながら使う機材としては不向きです。レンズ交換もゴルフ撮影においてはほぼ必要ないでしょう。

一方で、目を奪われるような美しい写真や映像を手にいれたい、ゴルフ以外に旅行や仕事でもがっつり使うという人であれば、デジタル一眼カメラがオススメです。その中から軽量でコンパクトなモデルを2つ選んでみました。

FUJIFILM X-S10

  • 465gの小型軽量ボディに5軸・最大6.0段の手ブレ補正機能を備えたミラーレスデジタルカメラ。4K/30P動画やフルHD/240Pハイスピード動画を撮影できる。
  • 裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、最短約0.02秒の高速・高精度AFが可能。

ソニーVLOGCAM ZV-E10

ソニーのコンパクトカメラZV-1と同じくVlogで使うことを目的に、レンズ交換式も可能になったモデル。ゴルフ撮影でレンズ交換することはないですが、これ1台持っていれば、いろいろなシーンで自撮りカメラとして使えますね。 値段も10万円切ってます!

コンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)はその名の通り、ボディーが小さくて軽いのが特徴です。持ち歩きやすく、ゴルフの動画撮影に適した機材といえるでしょう。

コンデジは近年、目まぐるしく進化しています。静止写真の撮影より、動画を撮影するユーザーが増えたからです。ユーチューバーの存在も大きく影響していて、自撮りが簡単にできるコンデジも増えています。手ブレ補正機能や4K撮影が可能なモデルもあります。

コンデジの短所は、小さなボディーであるがゆえの小さなバッテリーです。私の場合、4人のラウンドを撮影すると、合計で60-90分ぐらいになります。ところがコンデジで90分動画撮影が可能なバッテリーを装備しているモデルはありません(注:デジタル一眼カメラの軽量モデルもバッテリーが小さいものがあります)。そのため最低2個以上のバッテリー、もしくは外部から充電するモバイルバッテリーが必要となります。バッテリー消耗を確認しながらプレーするのは少々面倒ですが、操作は一眼カメラに比べて簡単なので、初めてゴルフ動画を始める方にはオススメです。

*モバイルバッテリーについては、「ゴルフ動画を作ろう!【アクセサリー編】」で詳しく説明していますので、そちらの記事も参照してください。

オススメのコンパクトデジタルカメラは以下機種。

RICOH GR IIIx

  • 35mm判換算で40mm相当の標準画角で撮影が楽しめる「GRレンズ」を搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ。有効画素数は約2424万画素。
  • GRレンズに最適化されたローパスフィルターレス仕様のAPS-CサイズCMOSイメージセンサーと画像処理エンジン「GR ENGINE 6」を搭載。

Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X Mark III

映像エンジンDIGIC8×1.0積層型CMOSセンサー搭載。F1.8レンズ、光学4.2倍ズーム付きで手ブレ補正や被写体の追尾・検出といった撮影機能もしっかりしていて映像が綺麗と評判です。

ハンディカム

ハンディカムはソニーが製造販売するレコーダー一体型ビデオカメラのことで、子供の運動会を親が撮影するのテレビのコマーシャルが印象的です。非常にコンパクトかつ軽量で、長時間の動画撮影を目的に開発された商品なので、数年前までは大ヒット商品でした。

売れなくなってしまったのは、上に挙げたデジタル一眼カメラとコンデジが動画撮影の機能を飛躍的に進化させたから。デジタル一眼カメラはハンディカムより大きいセンサーを装備し、交換可能なレンズで格段に美しい動画が撮影できるようになり、安価なコンデジも4Kに対応した撮影ができるモデルが次々に発表されて、ハンディカムはセールスポイントを失ってしまったのです。それからソニーはハンディカムの新製品を積極的に出していません。

そうは言っても、ゴルフ撮影にハンディカムが適している点はたくさんあります。まず大量の内蔵メモリー(64GBが主流)が標準装備されていること。ソニーによれば64GBで4Kの60Mbps(24p)の動画撮影が2時間可能ですので、長時間のゴルフ撮影にもってこいです。

https://www.sony.jp/

内蔵メモリーに加えて、長時間撮影できる大型バッテリーが付属されていることもハンディカムの長所です。ソニーによると、この付属バッテリーで160分の4K動画撮影が可能とのことです。別売りの大型バッテリーをつければ、さらに長時間の撮影ができます。1080Pならラウンド開始から終了までずっと撮影していても大丈夫。つまり何の操作をする必要もなく、ゴルフに集中できる。これはハンディーカムにしかできない、とても大きなアドバンテージです。ハンディカムのオススメ商品は以下の通り。

ソニー ビデオカメラ FDR-AX45 4K 64GB

手持ち撮影や、ズーム時でもブレない独自の「空間光学手ブレ補正」機能を搭載したデジタル4Kビデオカメラ。専用開発の「Exmor R CMOSセンサー」や「ZEISSバリオゾナーT*」レンズ、新世代画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。20倍光学ズームに加え、4K記録時30倍、HD記録時40倍の全画素超解像ズームが可能。遠くの風景や人物の画質を保ち撮影できる。

ソニー 4Kビデオカメラ Handycam FDR-AX700

従来モデルの約3倍高速なAFレスポンスで動きの速い被写体も瞬時に捕捉する「ファストハイブリッドAF」を採用した、4K対応ビデオカメラ。光学ズーム12倍レンズを採用しているほか、手前から奥の被写体にフォーカス移動できる「レンズリング」も装備している。スマートフォンと接続して離れた場所からリモート操作が行えるNFC通信機能を本体に搭載している。

アクションカメラ

Goproに代表されるアクションカメラも近年人気です。非常にコンパクトで荒く扱っても問題ないタフなボディが特徴です。私は過去にGoPro7 Blackを愛用していて、ゴルフ撮影にも何回か使用しました。ところが魚眼レンズによるディストーション(画面中央から離れるほど映像にゆがみが入る)が出てしまうのが気になり、動画編集ソフトでいちいち修正しなければなかったので現在はゴルフに使っていません。ですが最近のアクションカメラは、この歪みの問題がかなり解消されています。またカメラが左右に傾いていても水平に撮影できる機能を搭載したモデルもあるので、フェアウェイやグリーン上で歩きしながら撮影したり、カートに乗って会話を撮影するのに威力を発揮します。

自分のスイングを分析するためのゴルフ動画を作成したい人はコンデジと三脚を使い、楽しい会話をメインにしたゴルフ動画を作成したい人にはアクションカメラが向いていると言えるでしょう。

HERO11 BLACK CHDHX-111-FW

  • 大きくなったイメージセンサーが臨場感あふれる広い視野角を実現するアクションカメラ。10mまでの防水性能およびタフな設計を採用。
  • チャージしながらコンテンツをクラウドに自動アップロードしハイライトビデオを自動作成。自動ブーストと水平ロック機能内蔵の「HyperSmooth5.0」を搭載。
  • 低温環境下でのカメラ性能が大きく向上し、以前のGoProカメラやバッテリーと比較して、常温環境下での撮影時間が最大38%長くなっている。

GoPro HERO10 Blackが23%オフの43800円!

GoPro認定SDカード+非売品充電口付きサイドドアが付属でこの価格はお得です。

スマートフォン

ゴルフ撮影道具の候補にスマホが加わると、選択は非常に難しくなります。なぜならば、スマホの動画撮影機能は年々驚くほどの進化を遂げているからです。

薄くて軽量なのがスマホの長所です。撮影が終わったらポケットに入れて、移動もラクラク。どのメーカーもフラッグシップモデルは手ブレ補正機能が優れているので、両手でスマホを構えて撮影すれば、ほとんど気にならないでしょう。さらにスマホで撮影した動画は友人とシェアすることも容易にできます

スマホと言えば、iPhoneは外せないでしょう。コンデジに負けないほどの美しい動画撮影が可能で、意外とバッテリーも長く使えるんですよね。

自分のスイングを分析するためのゴルフ動画を作成したい人は、スマホを三脚に固定して撮影することをオススメします。同伴者やキャディーに毎回頼むのは面倒ですし、同伴者と自分のボールの位置が離れていることも多々ありますからね。それからゴルフのテレビ中継で見る、ゴルフボールの弾道を線で表示させるには、カメラを固定して撮影する必要があります(専用アプリが必要)。

スマホのデメリットは、当たり前ですが撮影中は通話などができないこと。また一眼カメラやコンデジのようなボディー耐久性がないので、”道具”として扱いにくいこと。そして周囲温度が高いとスマホのバッテリーに悪影響を与える可能性があるのも、暑い気候のタイでは問題です(iPhoneは”35°Cを超える周囲温度にさらさないこと”とアップルサイトに記されています)。

スマホとコンデジの動画比較!

デジタル一眼カメラ、コンデジ、ハンディカム、スマホのメリットとデメリットを比べてみました。おそらく大半のみなさんはコンデジとスマホで迷うことになるでしょう。こうなると、最後に残された方法は、コンデジとスマホで撮影された動画を見比べて好きな方を選ぶしかないです。YouTubeにアップされているゴルフ動画の中から、見比べてみましょう!

まずは武井壮さんの動画(ソニーZV-1使用)。

堀川未来夢さんはスマホ(iPhone)で撮影。

武井壮さんの1つ目の動画は天候が悪いことも影響してか、被写体の輪郭と色がぼんやりしているように見えますが、2つ目の動画は若干曇り空でもシャープな映像になっています。

ゴルフ場の撮影は風のノイズを拾ってしまう問題がありますが、外付けマイクを購入しウインドシールドを付ければ解決します(下の画像参照)。詳しくは「ゴルフ動画を作ろう!【アクセサリー編】」で説明していますので、そちらの記事も参照してください。

手ブレ補正機能はどちらも驚くほど優れています。 堀川プロの動画の撮影者はジンバルを使わず、手でスマホを持って歩きながら撮影していますが、手ブレがほとんど気になりません。これって、本当にスゴいことなんですよ。

結局、どれが良い?

まずは気軽にスマホで自撮りゴルフをしてみることをオススメします。最近のスマホなら、録画ボタンをタップするだけで、驚くほどクオリティーの高い動画が録れます。一方、動画ソフトでテロップや音楽を入れて編集に拘りたい方や、旅行などゴルフ以外で動画を頻繁に撮影している方には、軽量のデジタル一眼カメラやコンパクトデジタルカメラがオススメ。本格的なカメラはレンズや設定を変えることで、かなり表情の異なる動画を撮影することができます。それから、カメラはスマホに比べ耐久性があり、気温の変化にも強いので、道具として多少荒く使えるという点もとても重要です。

私の自撮りゴルフ撮影と編集方法

最後に、私の自撮りゴルフの撮影と編集方法を紹介します。私は通常コンデジとスマホを使い、軽量の三脚に固定して撮影しています(移動はカート)。自分を含め4名のラウンドでは、全員のティーショット(18ホール分)を、1番ホールはプレーヤーの後方から、2番ホールはプレーヤーの正面から、3番ホールは右斜めからとカメラのアングルを変えて撮影します。その方が動画として楽しいですし、スイング分析にも役立ちます(編集でスローモーションを加えます)。

フェアウェイ、グリーン周り、グリーン上の撮影は、状況によって判断します。後続組が待っていたり、撮影することでプレーが遅くなる場合は撮影しません。撮影は私が1人でしているので、例えば自分のボールがバンカーに入り、同伴者よりグリーンへ行くのに時間がかかると判断したら、そこから次のホールまで撮影はせずにプレーに専念します。つまりほかのグループに迷惑がかからず、時間に余裕があるときだけ撮影するようにしています。4人の全ショット・全パットを撮影する必要はなく、それぞれがゴルフに熱中している様子を20分前後の動画にまとめて友人と共有するのが私のやり方です。

4人のラウンドを撮影すると、合計で60分ぐらいになります。それを動画ソフト(MACを使うときはファイナルカット、ウィンドウズのときはダビンチリゾルブ)で編集し、20分前後の作品に仕上げます。動画編集は凝れば凝るほど面白いので、以前はタイトルから拘って6時間以上かけてアレコレやっていました。ですが最近は熱が冷めてきたのか、不要部分の切り取り、ショットのスローモーション、キャプションと効果音、著作権フリーのBGMを加える程度に落ち着きました(笑)。

仕上がった動画はYouTubeに限定公開でアップロードして、一緒にゴルフした友人にそのリンクを送ります。そうすることで、それぞれが自宅のテレビやスマホで観れるようになります。

PCや動画編集ソフトがなくても、最近のスマホなら標準で動画編集アプリが付属していて、機能も優れています。私はiPhone 12 Pro Maxで撮影したHDR動画を標準アプリiMovieで編集してみましたが、操作も簡単で、キャプションやBGMも入れることができ、書き込みもサクサクできて快適でした。画面は小さいけれど、複雑な編集が必要でないなら、これもアリです。

スマホでシネマティックな動画を撮りたいという方には、ブラックマジックデザインが発表した話題のアプリ「Blackmagic Camera App」を使うと良いでしょう。現在はiPhoneのみでアンドロイド機種では使えませんが、無償でダウンロードできて一眼レフカメラのような機能がたくさん備わっています!私も使いましたが、スマホのストレージ空き容量と設定した撮影モード(1080P、4Kなど)から撮影可能時間を算出してリアルタイム表示してくれるのが便利です。

技術的な話はこのへんにして、体力的なことも書いておきます。個人的な差はあると思いますが、三脚を持って撮影しながら、自分もプレーするのはかなりの重労働です。カートなしでは絶対に不可能。同伴者のショットを撮影していると、忙しすぎて自分の次のショットが何打目なのかわからなくなることもあります。

それならスマホをポケットに入れて撮影すれば良いんじゃねと言う方もいるでしょう。そうかもしれませんが、自分のショットを同伴者やキャディーにいちいち頼むのは時間のロスで面倒なのです。三脚を使っていれば、下のようなグリーン近くのラフでも、自分のボールの後ろに三脚を置いてカメラの録画ボタンを押してからショットするだけで、ゴルフ中継みたいな画が1人でサクッと撮れちゃうのです!

いかがでしたでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
ゴルフ動画撮影に必要な機材が決まったら、次はアクセサリーを揃えましょう。
以下の記事にまとめましたので、是非参考にしてください。

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