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渋野日向子:全米女子オープン18ホールの軌跡

1番(par4):ドライバーショットはウェアウェイ左のラフ。2打目も左に曲げてグリーン左の池に落ちそうになるがギリギリ残る。そこからしっかりピンに寄せてナイスパー。

2番(par4):ドライバーを大きく左に曲げ、2打目のボールが木に当たる。3打目も木が邪魔だったがインテンショナルフックでグリーンオン。2パットでボギー。3アンダーに後退。

3番(par4):フェアウェイ中央キープ。パーオンして2パートのパー。

4番(par3):グリーン右にオン。長い下り傾斜を2パットでパー。

5番(par5):ドライバーはフェアウェイ右。2打目もフェアウェイ右。3打目は残り76ヤードをトップしてグリーンを大きくオーバー。ピンチだったがボールを打ち上げてピン2メートルに付けるナイスアプローチ。上りのスライスラインをねじ込んでナイスパー!

5番(par4):これまでで一番のドライバーショットでウェアウェイど真ん中。残り147ヤードをグリーン中央へ。下りのバーディーパットは僅かに右に外れてパー。

7番(par4):ドライバーショットは右ドッグレッグのウェアウェイ中央へ。残り161ヤードを右に曲げてグリーン右バンカー前のラフへ。そこから絶妙なアプローチだったがパーセーブできずボギー。2アンダーに後退。

8番(par3):短い104ヤードのティーショットはグリーン右へオン。バーディーパットは僅かに外れてパー。

9番(par5):ドライバーショットは右ドッグレッグのウェアウェイ中央。だがボールに泥が付いていて2打目は左のラフへ。残り114ヤードからの3打目はグリーンに2ヤード届かずバンカーへ。そこから見事なバンカーショットでピン2.5メートル。逆目の上りスライスラインを見事パー!同組のオルソンと2アンダートップタイでバックナインへ。

10番(par4):フェアウェイ中央へロングドライブ。2打目はピン奥の下り傾斜を避けたためグリーン手前のカラーへ。そこからパターで打つが2メートル強のショート。上りフックラインを外してボギー。1アンダーとなり2位へ後退。

11番(par4):ドライバーショットはフェアウェイ右側。だが2打目を大きく右に曲げてグリーン右のラフへ。アプローチは深く沈んだボールにヘッドが強く当たりピンから7メートル離れた場所へ。パーパットは決められずボギーでイーブンパーになり、オルソンに2打差の2位タイへ後退。

12番(par3):170ヤードのピンは池に近いグリーン左側。ハイブリットで左に曲げるがグリーン奥のフェアウェイに止まる。そこからのアプローチは寄らずピンから2メートル。微妙なラインをよく読んでパー。ようやく笑顔を見せる。

13番(par5):ドライバーショットはフェアウェイ左のラフへ。2打目はフェアウェイ。残り104ヤードをピン2メートルに寄せる。そして今日初のバーディー!1アンダーで2位タイに浮上。

14番(par4):ドライバーショットは右ラフ。残り150ヤードのアプローチは低い玉が出てグリーン左のバンカーへ。バンカーショットはピン1メートルに寄せてパー。この時点でキム・アリムが3アンダーでホールアウトしてクラブハウスリーダーに。オルソンが単独2位で渋野はコ・ジンヨンと並ぶ3位タイ。

15番(par4):リズムの良いドライバーショットはフェアウェイ右。残り146ヤードのアプローチはピンと反対側のグリーン左へオン。長いバーディーパットをしっかり寄せてパー。

16番(par3):178ヤードを5番ハイブリットでピン3メートルにつける。軽い上りラインだったが右に外して惜しくもパー。コ・ジンヨンがバーディーの2アンダーでホールアウト、オルソンがボギーで渋野と3位タイになる。

17番(par4):ドライバーショットはフェアウェイ右。8番アイアンで打った残り150ヤードのセカンドショットはピン方向に向かうが、ボールはグリーンの尾根で止まってしまう。長い下りのバーディーパットはピンに届かず。そしてパーパットも外してしまいイーブンパーの4位に。

18番(par4):ドライバーショットはフェアウェイ左。残り144ヤードはグリーン奥へ。その長い長い下りラインをバディー!!最終スコアは1アンダーの単独4位でホールアウトしました。そして見事優勝を掴んだのは米ツアー初出場のキム・アリムでした。

優勝を逃したのは非常に残念ですが、渋野の最後まで諦めなかったパフォーマンスは日本を始め、世界中の渋野ファンを勇気付けてくれました。本当にお疲れ様でした。どうもありがとう!

【ゴルタイ編集K】

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