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Bを信じろってば!(前編)国内女子4連勝と”大きな謎”

国内女子プロゴルフツアーで活躍する選手の使用ギアをよくチェックします。ヘッドスピードが近いので、自分のギア選びの参考になるからです。

ゴルタイのSNSをフォローしていただいている方ならご存知かと思いますが、いま注目しているのはゴルフボールです。下の表をご覧ください。

トーナメント名優勝者スポンサー使用ボール
ダイキンオーキッドレディス西郷 真央ミズノTOUR B XS
明治安田生命レディス ヨコハマタイヤサイ ペイイン台湾銀行TOUR B XS
Tポイント×ENEOS堀 琴音ブリジストンTOUR B X
アクサレディス西郷 真央ミズノTOUR B XS

なんと今季1回戦から4回戦まで、優勝者は全てブリジストンのTOUR Bボールを使用しています。特筆すべき点は、西郷はミズノやPINGのクラブ、サイはPINGやアキラプロダクツのクラブを使用する、ブリジストン契約選手ではないこと。つまり制約のない条件で選ばれたボールなのです。まだ4戦目ではありますが、テンションが上がっているのは私だけでしょうか。

「B」を信じろ。

https://www.bs-golf.com/bs-products/tourb/ball_x/

ブリジストンのTOUR Bと聞いて、誰もが真っ先に思いつくのはタイガー・ウッズでしょう。そして飛距離に拘り続けるブライアン・デシャンボーも広告でよく見ます。ハードヒッター向けという印象が強いゴルフボールですが、実は国内女子プロゴルフツアーでも使用選手は多く、高橋 彩華、三ヶ島かな、葭葉 ルミ、吉田 優利、渡邉 彩香も、今季このTOUR Bボールを使用してトップ10入りを果たしています。

隠されたTOUR B RXとRXS

ここで、一つの大きな謎にぶち当たります。実はブリジストンのTOUR Bボールには、ドライバーのヘッドスピードが46m/s以下の人に適したTOUR B RXとTOUR B RXSがあるのですが、なぜか日本では販売されていないのです。

https://www.facebook.com/bridgestonegolf.th/photos/1137347270424872

これがRX。LPGA11勝(メジャー1勝含む)のレクシー・トンプソンが使用。彼女のドライバーのヘッドスピードは47m/s以上あるような気もしますが、これを選んでいるそうです。

https://www.facebook.com/bridgestonegolf.th/photos/1137347270424872

スピンコントロールに優れたRXSは、PGA15勝を誇るフレッド・カプルスが使用。

https://www.facebook.com/bridgestonegolf.th/photos/1137347270424872

そしてTOUR B X/XSは、ドライバーのヘッドスピードが47m/s以上の人に適したボールであると、アメリカとタイのブリジストンゴルフ・ウェブサイトには明記されています。

なぜ日本はRXとRXSを販売しないのか?

国内女子プロゴルフツアーの選手のほとんどは、ドライバーのヘッドスピードが46m/s以下のはず。そして日本のアマチュアゴルファーの場合も同様。RXとRXSは日本市場に無くてはならぬアイテムのはずなのに、なぜ日本だけ販売されていないのでしょう?

その理由を、勝手に想像してみました。
ケース1)日本のブリジストンゴルフは、マーケティング的に4択より2択の方が売上を伸ばせると判断した(まぁそんなことあり得ないと思うが)
ケース2)日本のブリジストンゴルフは、他国ではできない高レベルの検品で時間をかけているので、RXとRXSを加えてしまうと全体の出荷が遅れてしまう(アメリカと日本のTOUR Bを比較した複数のブログで検品の違いが指摘されています。でもそんなことすぐに解決できるはずだよね)
ケース3)日本のTOUR B XとXSは、それぞれ4種類の色パターンを展開しているので(海外は1種類のみ。黄色ボールもなし)、RXとRXSも同様にやると合計16種類を用意しなければならずオペレーションが追いつかない(これは多少可能性があるかもしれないが、それならパターンを減らして4種類売るべきだよね)
ケース4)アメリカのブリジストンが開発したRXとRXSの性能を日本側が認めていない(そんなものが日本以外で販売されるとは考えにくいけど)
ケース5)日本で販売されているTOUR B X/XSは、どんなヘッドスピードにも適した万能ボールで、全く別物である(これが真実なら衝撃的!)

さぁ真実は一体何なのか、それは後編を読んでください!

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