全米女子ゴルフ協会(LPGA)の公式戦『ホンダLPGAタイランド』が、2024年2月22日から25日の4日間、タイのサイアム・カントリークラブ(Siam Country.Club)オールドコース(Old Course)で開催されます。
予選無しの4日間競技。大勢のギャラリーに囲まれて白熱した優勝争いが繰り広げられることでしょう!
畑岡、古江、笹生、西村がエントリー。渋野、原、岩井ツインズも推薦出場が決定!
畑岡奈紗(世界ランキング*17位)、古江彩佳(*19位)、笹生優花(*26位)、西村優菜(*72位)が出場選手としてエントリーしました。大会スポンサーのホンダと所属契約している岩井明愛(*33位)・千怜(*64位)ツインズも、前大会に引き続き推薦出場することが報じられました。
渋野日向子も参戦します!渋野は(*109位)は2023年シーズンにポイントランクをシード圏外の81位から100位までの「カテゴリー11」、いわゆる準シードに落としてしまっため、2024年に出場できる試合が限られています。ホンダLPGAタイランドはリザーブ#28(ウェイティングリストの28番目)でしたが推薦出場が決定。今季初の試合はタイということになります!
さらも原英莉花も推薦出場となりました。これは予想していなかったので嬉しい驚きですね。下は推薦出場者リストです。セキ・ユウティンの名前も入っています。
勝みなみ(*89位)は、2023年シーズンににポイントランキングを74位で終了し、2024年シーズン出場権を得ました。しかしホンダLPGAタイランドは予選がない試合で出場人数が他の試合より少ないことから、勝はリザーブ#7(ウェイティングリストの7番目)になっています。是非とも観戦したいですが、当日までに7名の欠場者が出る可能性は低いと言えるでしょう。
2024年から米ツアーに本格参戦する稲見萌寧(*73位)も、リザーブ#18(ウェイティングリストの18番目)となっており、出場は難しいと思われます。稲見は日本ツアーのシード権も持っていますが、初戦は4月下旬開催のパナソニック・オープンを予定しているそうです。
稲見に加えて米女子ツアー2024年シーズンの出場権を獲得した西郷真央(*52位)と吉田優利(*70位)は、残念ながらホンダLPGAタイランドにエントリーされませんでした。
全米女子アマを制して2023年のホンダLPGAタイランドに推薦出場した馬場咲希。しかしながら2024年の米女子ツアー(LPGA)最終予選会「Qシリーズ」で合格ラインに届かず、LPGAの出場権を逃してしまいました。2024年は下部エプソンツアーに参戦するとのことです。そこで良い成績を残して、来年、再びタイで観戦できることに期待です(*2024年2月5日時点の世界ランキング)
初日2月22日の日本勢スタート時間
8:14 岩井千怜(*10番ホール)
8:38 西村優菜(*10番ホール)
8:50 畑岡奈紗、原英莉花
8:50 笹生優花、岩井明愛(*10番ホール)
9:02 渋野日向子
9:14 古江彩佳
畑岡奈紗と原英莉花は同組。その後ろの組に渋野日向子、さらにその次の組に古江彩佳がいますので観戦しやすいですね。笹生優花と岩井明愛も同組で、その前の組に西村優菜、そしてその2組前に岩井千怜がいます。
2日目(2月23日)の日本勢スタート時間
8:02 岩井千怜
8:26 笹生優花
8:38 畑岡奈紗
8:38 岩井明愛(*10番ホール)
8:50 西村優菜、渋野日向子(*10番ホール)
9:14 原英莉花
9:38 古江彩佳
3日目(2月24日)の日本勢スタート時間
8:15 畑岡奈紗(*10番ホール) 4アンダー30位タイ
8:27 原英莉花(*10番ホール)4アンダー30位タイ
9:15 笹生優花 6アンダー17位タイ
9:15 西村優菜(*10番ホール)2アンダー51位タイ
9:27 渋野日向子 6アンダー17位タイ
9:51 岩井千怜 7アンダー10位タイ
10:03 古江彩佳 8アンダー7位タイ
10:15 岩井明愛(*10番ホール)1オーバー61位タイ
2日目を終えたトップは、先週サウジアラビアで2勝目を挙げたタイのパティ・タバタナキット、ツアー12勝(メジャー1勝)のキム・セヨン、そしてスウェーデンのツアー1勝マデレーネ・サーストレムの3人でスコアは10アンダー。古江彩佳は2打差、岩井千怜は3打差で3日目スタートします。ダニエル・カン、ブルック・ヘンダーソン、アリヤ・ジュタヌガーンなどの強豪も10位以内に入っており、初日と2日目同様、バーディー合戦になるでしょう。日本勢頑張れ!
最終日(2月25日)の日本勢スタート時間
7:35 畑岡奈紗
8:35 岩井千怜
8:47 原英莉花
8:59 古江彩佳
9:11 笹生優花
9:11 渋野日向子(*10番ホール)
9:35 西村優菜、岩井明愛(*10番ホール)
3日目を終えて首位に躍り出たのは、昨年のこの大会で最下位だったタイのパティ・タバタナキット。その悔しさをバネに、アリヤ・ジュタヌガーンに次ぐ地元タイで2人目となる優勝を成し遂げてほしい。と言いつつ、首位から6打差の古江彩佳と笹生優花、7打差の岩井千怜と原英莉花にも、逆転優勝を狙って欲しい!
全選手の組み合わせとスタート時間はこちら。
会場へのアクセス
サイアム・カントリークラブがあるパタヤは、首都バンコクから南東150キロに位置します。会場まで車での所要時間は、バンコク中心部から約2時間、スワンナプーム空港から約1時間半です。
大会期間中、シャトルバスが運行されます。パタヤのショッピングモール『ターミナル21パタヤ TERMINAL 21 PATTAYA』のG階、ユニクロの近くにあるゲート2が乗り場で、会場サイアム・カントリークラブを巡回します。
【2月22日(木)と23(金)の運行スケジュール】
会場へ行く始発は午前7時、会場から帰る最終は午後5時です。
【2月24日(土)と25日(日)の運行スケジュール】
会場へ行く始発は午前7時、会場から帰る最終は午後5時半です。
シャトルバス乗り場はショッピングモール『ターミナル21パタヤ(TERMINAL 21 PATTAYA』のG階、ユニクロの近くにあるゲート2。
会場は午前7時にオープン、選手の第1組目がスタートするのは22日と23日が8時、24日と25日が8時20分の予定です。
会場に持ち込めないもの
公式ページに記載されている主な持ち込み禁止物は以下のとうりです。
バックパックまたは特大バッグ(布製やビニール製の小さなバッグはOK。過去の試合ではバッグパックを担ぐギャラリーも見られましたが基本的にはNGです。入口で荷物検査がある可能性もあります)、特大サイズの折りたたみイス、コンピューター、カメラ&ビデオカメラ(スマホは除く)、ドローン、食べ物、LPGA および/またはトーナメント会場の警備担当者が独自の裁量で、違法、危険、不適切、または破壊的とみなしたアイテムなど。
バンコクからはバスが便利
バンコクーパタヤ間はバスで移動し、パタヤ市内ではシャトルバスを利用するのが良いでしょう。自家用車やレンタカーで行く場合は、ゴルフ場近くの観戦者用駐車場に駐車し、ソンテウ(送迎用ピックアップトラック)が会場入口へ送迎してくれます。
バンコクからパタヤまでのアクセスは、下のサイトを参照してください。
【バンコクからパタヤへの行き方。初めてパタヤに行く人に向けて分かりやすく解説】
https://runbkk.net/bangkok-pattaya/
チケットの種類と購入方法
一般の観戦チケット料金は以下のとおり。
大会4日間の観戦チケット(2月22-25日) | 1,500バーツ |
土日2日間の観戦チケット(2月24日-25日) | 1,100バーツ |
初日の観戦チケット(2月22日) | 450バーツ |
2日目の観戦チケット(2月23日) | 450バーツ |
3日目の観戦チケット(2月24日) | 650バーツ |
最終日の観戦チケット(2月25日) | 650バーツ |
60歳以上は無料ですが販売サイトからComplimentaly→Senior Course Access (60 and above)を選択して、入場に必要なQRコード付きのチケットを取得する必要があります。以下で紹介する一般観戦チケットの登録方法を参照してください。
観戦チケットは、チケットメロン(Ticketmelon)というサイトで購入します。
サイトを開いたら、まずはユーザー登録をしましょう。ページ右上にあるRegisterをクリックします。ユーザー登録画面が表示されますので、Registerを選択して自分のメールアドレスとパスワード(8文字以上)を登録します。フェイスブックのアカウントで登録も可能です。
登録すると、「Ticketmelon verification email」という件名のメールが自分のメールアドレスに届きます。それを承認したらアカウント登録完了です。メールに表示されるStart blowsing the events!をクリックするか、さきほどの購入ページにアクセスしましょう。
右側に表示されている項目の中から希望するチケットを選択します。ラウンジで観戦を楽しむプレミアムなチケットもありますが、今回は一般の観戦チケットを購入してみます。Course Accessの右側にあるBook Nowをクリック。*60歳以上の方は一番下にあるComplimentaryを選択し、Senior Course Access (60 and above)を選んでください
一般の観戦チケット購入ページが表示されました。
初日(2月22日)の観戦チケット450バーツを1枚購入してみましょう。利用規約をチェックしてBuy Ticketsをクリック。
Buy Ticketsボタンをクリックすると、下にある質問が表示されます。国籍、居住国、このイベントをどのように知ったか(選択肢が表示されます。例としてウェブサイトを選びました)を記入して、ページ下の項目に合意してProceedをクリック。
Proceedをクリックすると、下の支払いページが表示されます。支払方法はクレジットカードのほか、銀行アプリを使った支払い(PromptPay)も利用できます。
観戦チケットが450バーツ。これにサービス料19.26バーツと決済手数料14.45バーツ(Payment Fee)が加算され、合計金額は483.71バーツでした。希望する支払い方法を選択し、Non-Refundable(返金不可)と利用規約にチェックを入れてPay Nowをクリックします(*Refundable(返金可)を選ぶと追加料金が課されます)。
決済が完了すると、登録したメールアドレスにQRコード付きのチケットが届きます。受付でこのQRコードを見せれば会場に入ることができます!
テレビで観戦することはできる?
タイ国内はPPTV36と、ゴルフ・チャンネル・タイランドで生中継。日本ではWOWOWで放送されます。
舞台となるオールドコース全18ホールを図解!
大会の舞台となるサイアム・カントリークラブ・オールドコースの全18ホールを図解しました。これを読みながらテレビ中継を観れば10倍面白くなるかも!下の記事をクリックしてください。
最後に、過去の大会の様子を紹介します(写真の出所:ホンダLPGAタイランドとサイアムカントリークラブの公式フェイスブックページ)
全米女子アマを制して2023年大会に推薦出場した馬場咲希。このPAR5で見事イーグルを取りました。
2023年のホンダLPGAタイランドを制したリリア・ヴ(米国)。最終日に首位スタートしたタイのナッタクリッタ・ウォンタウィラップはスコアが安定せず単独2位。2位スタートのアタヤ・ティティクルも思うようにスコアを伸ばせず単独3位と、タイにとっては残念な結果でした。
アタヤ・ティティクル(左)とナッタクリッタ・ウォンタウィラップ(右)。ウォンタウィラップのニックネームはシムですが、ドライバーが300ヤード飛ぶことからティティクルがSIM300と呼ぶようになったそうです。彼女からもらったサインにもSIM300と書いてありました。
2022年大会の覇者、ナンナ・コルツ・マドセン(ドイツ)。コロナの影響で静かな無観客大会でした。
2021年はタイのアリア・ジュタヌガーンが涙の優勝を飾りました。これもコロナの影響で無観客大会でしたが、アリアの優勝はテレビで大々的に報道され、多くのタイ人に感動を与えました。
最高級の美味しさ!タイ産フレッシュマンゴーを日本へお届け
タイ産マンゴーの美味しい季節がやってきました!今年もとろけるような柔らかい舌触りと、甘さが特徴の最高級プレミアムゴールドのマンゴーを、期間限定で日本へお届けします。この時期にしか味わえない最高の美味しさを、ご家族やご友人、お世話になっている方へお贈りしませんか。詳細はこちらをクリック↓
コメント
初日を観戦に来て分かったことを報告させていただきます。
まず、手荷物ですが、リュックサックはスルーでした。リュックを背負っていてもなにも問題ありませんでした。
入場券ですが、60歳未満の方は当日券販売窓口がありましたので、前売りのQRコードが無くても入場できます。
60歳以上ですが、私の前の60歳以上と思われる欧米人が、パスポートの提示だけで入場できてました。
さすがタイです。フレキシブルな運用ですね。
今日のサイアムカントリークラブは暑かったですね!情報ありがとうございます。
毎年バックパックを持つギャラリーはいますし、荷物検査もきちんと行われていないのが現状です。ですが、このサイトで「バックパック大丈夫ですよ!」と書くのは不適切ですので、公式サイトに記されていることをお伝えしています。フレキシブルなのはタイの良さでもありますが、近年はいろいろな犯罪も起きていますから、ちょっと不安に感じるときもありますね。
ゴルタイさんに頼ってばかりで申し訳ありませんが、1点ご教示いたたけるとありがたいです。
別のホームページに書いてありましたが、会場にバックパック(リュックサック)は持ち込み禁止と記載されてました。実際はどうなんでしょうか。
もしゴルタイさんに情報があれば、よろしくお願いします。
昨年の大会で私が撮影した写真と動画を確認してみましたが、バックパックを持つ人はいましたね。会場入口で荷物検査があるかもしれませんが、持ち込みはOKだと思います。気になるようでしたら、持ち込み禁止と書かれているウェブサイトのURLを教えてください。調べられる範囲で調べてみます。
お手数おかけして申し訳ありません。
該当のホームページはこちらです。
https://worldsports-c.com/page_1356.html
入場券の購入を代行する業者さんみたいです。下の方に持込禁止の記載があります。
よろしくお願いします。
該当のホームページ確認したところ、その下にある公式ページに記載されている内容を日本語に訳したものでした。
公式にはバックパックは持ち込み禁止となっています(防犯対策)。
手ぶら、または小さめのトートバッグなどを利用した方が良さそうですね。
このサイトでも注意事項として加えておきます。情報ありがとうございました。
公式では禁止でしたか。
確認ありがとうございました。
いろいろお世話になりました。
いよいよ明日になりました。頑張って日本選手を応援してきます。
シャトルバス情報ありがとうございます。
どこよりも早い情報で助かりました。
本番が楽しみです。
コメントありがとうございます。
チェンマイから観戦に来られるのですね。今大会は日本勢が8名も参戦するので楽しみです。
大変参考になる情報をありがとうございます。
シャトルバスの情報、確認させていただきました。
本当にありがとうございました。
早速、ターミナル21に行って、ユニクロ前のゲート2を確認してきました。
開催まであと1週間ですね。楽しみです!
2月末までパタヤに滞在してます。このHPが大変参考になりました。ありがとうございました。おかげさまで60歳以上の無料のチケットを取得できました。
あとは往復の足ですか、昨年同様にシャトルバスが運行されれば良いのですが、情報がありましたら、ぜひ教えていただけると有り難いです。よろしくお願いします。
もし無ければBoltで行こうかとおもってますが、帰りにBoltが捕まるか心配です。
パタヤのタカ様
お役に立てて幸いです。
シャトルバスは昨年同様、運行されると思いますが、現時点で公式サイトに情報は出ておりません。
昨年は試合直前に詳細が発表されたので、今回も来週頭ぐらいかもしれませんね。
確認できしだいアップデートします。
ホンダLPGAタイランド楽しみましょう!
60歳以上の方もQRコードの入ったチケットが必要となります。
以下のチケット販売サイトより取得下さい。
Complimentary(無料)のチケットを選択のこと。
チケットは登録したemailに送付されます。
パスポートを持参しましたが、年齢チェックはありませんでした。
https://www.ticketmelon.com/img/hondalpgathailand2024
大会概要を楽しく拝見しました。
2/22からの今年の試合を初めて観戦しますが、チケット購入の件で、お伺いします。年齢は65才を超えてますが、チケットは当日、現地会場入口でパスポートを見せれば、シニアとして入場無料で観戦することはできますか?
また、観戦に際してはパタヤのホテル前から、シャトルバス利用で大丈夫でしょうか?
宜しくお願いします。