自撮りゴルフに必須なカメラアクセサリーをご紹介!

今回は自分でゴルフをしながら撮影もする、「自撮りゴルフ」に適したカメラアクセサリーをご紹介します。

その前に、ゴルフ撮影に適したカメラについて簡単に説明しましょう。自撮りゴルフで大事なのは、軽量で動きやすい機器を使うこと。デカくて重い一眼レフカメラは言うまでもなく向いてません。例えカートを使ったとしても、重いカメラを持ちながら同伴者全員のスイングやパッティングも撮影して、ゴルフを普通に18ホールするのはほぼ不可能でしょう。

GoProなどアクションカメラは軽くて持ちやすく、ゴルフ仲間との楽しい会話をメインにしたゴルフ動画を作成したい人向きです。一方、スイング分析としても使ったり、目を見張るような美しい映像で撮影したい人には、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)とスマートフォン(iPhoneやGalaxy Sシリーズなど)がおすすめです。

それではゴルフ撮影に役立つアクセサリーを見ていきましょう。

1)三脚

最近のスマホには手ぶれ補正もありますが、起伏のあるゴルフ場の撮影はどうしても手ブレが起きます。自分のショットを同伴者やキャディーに毎回お願いするが面倒な人も、軽量の三脚を使いましょう。オススメは【Amazon.co.jp限定】Velbon ファミリー三脚 EX-440 。定価3,980円です。

スマホに遠隔操作できる、リモコン付き三脚(XXZU 152cm三脚)も便利です。2,999円です。

タイのデパートにあるカメラショップは、プロ志向の高額な三脚しか販売していないことが多いので、シンプルで軽量タイプの三脚をマーブンクロンセンター(MBK)で手に入れましょう。1,000バーツ以下で手に入ります。

スマホ用三脚を使う場合は、注意が必要です。下の写真のような足の部分が短い三脚は、起伏が多いゴルフ場では倒れる可能性があります(風も吹いていますしね)。カメラ用の軽量三脚を用意しましょう。

2)スマホ用三脚マウント

スマホ用のマウントは、材質や形状の異なるモデルがたくさんあります。私のiPhone12 Pro Maxは重量があり、サイズも大きいので、強固なアルミ素材でできたUlanziを選びました。スマホのボディーを傷つけないよう、スマホケースに入れてから装着します。参考価格2,380円が8%オフで2,180円!

3)外部マイクとウインドシールド

スマホやコンパクトカメラのマイクは、会話など近くの音を録音するには良いですが、ゴルフのような広い場所での録音には適していません。外部マイクを取り付けることによって、離れた所にいる同伴者の声、バンカーショットの音、ボールがカップに入る「カコン」という音も、鮮明に拾うことができます。そして、ゴルフ撮影で最も気をつけなければならないのが風のノイズ。体感的にはそよ風ぐらいでも、ボーボーと風切音が入ってしまいます。せっかく撮影した動画がノイズだらけにならないように、下の猫の毛みたいなもの(ウインドシールドと呼びます。俗語はデッド・キャット)をマイクの上から被せると、驚くほどに風切音が消えて、人の会話もはっきり聞こえるようになります。これはゴルフ撮影に必須です!

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外部マイクは高いものだと1万円以上しますが、オススメは安価で高品質のRODE。参考価格8,910円が8%オフで8,155円!

iPhoneを使う場合は、別途でApple Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタが必要になります。

下はiPhone 12 Pro MaxにUlanziの三脚マウントとRODEの外部マイクを装着し、ウインドシールドなしと装着した画像です。室内撮影ならウインドシールドはいりませんが、これを装着することによって録音レベルが小さくなることはほとんどありません。

4)モバイルバッテリー

コンデジのバッテリーは容量が小さいので、ゴルフなど長時間の撮影は気をつけなければなりません(4人でラウンドして、全員のティーショット、数人のセカンドショットとアプローチショット(フェアウェイにいない人もいるので笑)、全員のパッティングを18ホール分撮影すると、軽く1時間超えます)。この改善策は2つあります。同じバッテリーを2つ以上用意することと、モバイルバッテリーという外付けバッテリーを用意することです。私のカメラは三脚からカメラを外さないとバッテリーが交換できないので、モバイルバッテリーを三脚にテープで留めて使っています。近年のコンデジは、充電しながら撮影ができる優秀なモデルもあります。モバイルバッテリーは、コンデジ以外にスマホにも使えるので、一つ持っていると便利ですよ。オススメは下のANKERのPowerCore 10000 PD Redux 25W。4,490円です。

撮影は4K?それとも1080P?

最近のコンデジとスマホは、高画質の4Kで撮影できるものが増えています。ですが個人的には、ゴルフ動画はフルハイビジョン1080Pで撮影するのが(2023年現在は)良いかと思います。その理由は膨大なデータ量です。ゴルフの撮影は1時間以上になることもあり、4Kで撮影するとデータ量が膨大になり、予備のSDカードが必要になります。さらに動画を編集するPCのスペックが低いと、作業中にフリーズしたり、完成した動画の書き出しにえらい時間が掛かることも。4Kテレビ・モニターがあるならともかく、普通のテレビやモニターならフルハイビジョン1080Pで十分綺麗です。

フレームレートは、30FPSか60FPSが適していると思います。早い動きには60FPSの方が良いですが、それだけデータ量が増えます。カメラ(メモリー容量)とPCのスペックに合ったフレームレートと選ぶと良いでしょう。

スマホ撮影ならShot Tracerアプリがオススメ!

ゴルフのテレビ中継や、最近のYouTubeでもゴルフボールの弾道が線で描かれるシーンが見られるようになりましたが、その多くがShot Tracerというアプリを使っています。有料ですが、これを使うと動画がグッと面白くなりますよ。なおこれは4K動画には対応しておらず1080Pのみです(2022年1月現在)。カメラが動くと弾道の線も動くので、三脚で撮影するのが必須です。

コロナウィルスを撃沈するお遊び設定もできます!

スマホ撮影の注意点

スマホの撮影は楽ですが、いくつか注意すべき点があります。タイなど暑い気候で長時間撮影する場合、スマホのバッテリーに悪影響を与える可能性があります。下はアップルサイトの一部です。

Apple製デバイスは、広い周囲温度範囲で正しく動作するように設計されており、最適な範囲は16°C~22°Cです。 バッテリー容量に回復不能な損傷を与える可能性があるため、35°Cを超える周囲温度にデバイスをさらさないことが特に重要です。

日差しの強い日は、撮影の合間にスマホにタオルをかけて直射日光を避けるなど、何かしらの工夫をすると良いでしょう。

高精度なビデオ撮影用アクセサリーを販売するスモールリグ(smallrig)から出ている、スマホ用のゲージは、スマホで本格的な動画撮影をしたい方にオススメです。

スマホ本体をそのまま装着するので(スマホカバーを外す)、ゴルフ撮影でスマホカバーの中に熱が籠もることを防ぐ効果もあるかもしれません。さらに、下のようなスマホ用日除けフードを改造してスマホゲージに取り付けたら、最強のゴルフ撮影装備になるかも!

Smallrigの汎用型スマートフォン用ビデオリグを購入しました。ここに日除けフードを取り付けられるか試行錯誤中です。5,099円です。

一緒に購入したSmallRig自由雲台。ゴルフ場は地面が平らではないので、これでスマホを水平に調節して撮影しました。値段も3000円以下ですし、とても良かったです。2,899円です。

SmallRig 自由雲台 360度回転可 アルミ製 アルカスイスプレート 3/8"-1/4"ネジアダプター付き-BUT2665