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【Apple Watchでゴルフ②】年額1万円のゴルフアプリ。驚かされたのは機能だけじゃなかった!

Apple Watchで使えるゴルフアプリはたくさんありますが、私はGolfshotというアプリを使っています。欲しい情報がひと目でわかり、スコア管理も簡単。プレーを妨げることなくサクサク使えるのが気に入っています。

Golfshotアプリは、アンドロイドまたはiOSを搭載したスマホと、Apple WatchやGalaxy Watchなどのスマートウォッチで使用することができです(これに関する詳細はここ)。画面に表示される情報や、操作の仕方はスマホとスマートウォッチで若干異なりますが、基本的な機能は同じです。

世界中にある40,000コース以上の情報があり、驚くことに毎月100コース以上のアップデート(主にコースデザインの修正)が行われています。例えば2023年8月には、アメリカ国内で7つの新しいゴルフ場のデータが追加され、121のゴルフ場アップデートが行われました。さらに海外では38の新コース追加と286のゴルフ場のアップデートが行われました。詳細は公式サイトに毎月公開され(下の画像)、ユーザーに共有されています。これもGolfshotアプリが世界中で高く評価されている理由の一つです。

Golfshotアプリは無料版と有料版があります。無料版はグリーンまでの距離測定やスコア管理などの基本的な機能があり、有料版はグリーン以外の主要ハザードまでの計測も可能で、自分のショットを自動記録してくれる機能も備わっています。アプリは日本語に対応しているので安心して使えます(日本語サイトは英語サイトに比べ情報が少ないですが。。)。

有料版は魅力的ですが、私はこれまで無料版しか使いませんでした。理由は簡単、有料版は年額1万円もするからです。前回の記事で書いたように、サブスク形式の有料アプリは好きではないのです。

ところが2023年4月、興味深いニュースが耳に入ってきました。スイング軌道やリズムなどを自動解析する新機能【Swing ID】が、Golfshotアプリの有料版に追加されたというのです。そこで実際に試して無料版との違いを比較してみることにしました!Golfshotアプリ無料版を使っている方、そしてまだゴルフアプリを使ったことがない方も、これを読んで参考にしていただけると幸いです。

golfshotgps.com/ja/

有料版アプリの14日間お試しを使ってみよう!

まずはGolfshotアプリの使い方を簡単に説明します。最初に、Golfshotアプリ無料版をスマホにダウンロードします(アンドロイドはPlayストア、iPhoneはAppストアから)。Apple Watchなどスマートウォッチを使う場合は、そちらにもダウンロードしておきましょう。スマホでアプリを開けたら自分の名前やクラブセット(オプション)を登録します。無料版の設定はこれで完了です。

次にアプリのメニュー設定からApple Watchを選択し、「WatchのGPSを使用する」を有効にします。またGPS、スコアリング、キャディーを選択し、この「WatchのGPSを使用する」も有効にします(これで距離測定がApple WatchのGPSで行われます。無効にすると、スマホのGPSで距離測定が行われるので正確な距離が測れなくなります)。

そして「有料版(Golfshot Pro)の14日間お試し」を選択して登録します。メインページの左上に緑色で書かれている「Get Pro(有料版をゲット)」をタップするか、メインページのSwing IDをタップして、お試し登録してください。登録が終わったら、設定メニューからApple Watchを選択し、①WatchのGPSを使用する、②Auto Shot Tracking、 ③Swing ID、④スイングデータビューを有効にします。

最後に、スイング軌道やリズムなどを自動解析する新機能【Swing ID】に必要なプログラム(SwingML)をスマホにダウンロードして、スマートウォッチに転送する手順が表示されますので事前にやっておきましょう(3分ほどで完了します。下のようにSwingMLの準備完了!と表示されればOK)。これで準備は完了です。スマホとスマートウォッチの充電もお忘れなく!

ゴルフ場に到着したら、スマホからGolfshotアプリを起動します。すると現在位置がGPSで確認され、自分がいるゴルフ場の名前が表示されます(近くのゴルフ場が数か所表示されたら、該当するゴルフ場を選択してください)。下のような画面になればOKです。

青色の【ラウンド開始】ボタンをタップすると、ティーの色が選択できます。同伴者の名前を加えたり、スキンズやマッチプレーの設定、ハンディキャップを入力するオプションもありますが、必須ではありません。私はラウンド中はショットに集中して、アプリ操作に時間を使いたくないのでオプションは使いません。

ティーの色を選択して、もう1回【ラウンド開始】ボタンをタップすると、1番ホールの情報が表示されます(スマートウォッチも連動して1番ホールの情報が表示されます)。下は有料版のスマホ画面です。左側にはグリーンと主要ハザードの距離が表示され、マップ上の丸印を指で動かして距離を確認したり、マップを拡大することも可能です。無料版はグリーン手前、中央、奥までの距離のみが表示され、マップ拡大はできません。

AR(拡張現実)機能がメチャ良い!

有料版アプリは、AR(拡張現実)ボタンがメニューに追加されます(スマホのみ)。タップするとスマホのカメラが起動して、グリーンと主要ハザードのリアルタイム距離が表示されます。

下の画像がAR(拡張現実)のスクショ。スマホのカメラをターゲット方向に向けると、私が立っている地点からグリーン手前(358ヤード)、センター(370ヤード)、奥(382ヤード)の距離と、お勧めクラブ(1W=ドライバー)が画面上部に表示され、さらに119ヤードで池をキャリーし、その先195ヤード先の右側にバンカー(228ヤードでキャリー可能)があり、またその先343ヤード左側にはバンカー、366ヤード先の右側にバンカーがあることも表示されました。リアルタイム距離なので、私が前方に歩けばこれらの表示距離は短くなっていきます。

カメラの映像にGPSのデータを重ねているわけですが、スマホの大きな画面でこれらの情報が一度に見れるのは非常に便利。悪天候やブラインドホール(ターゲットが見えない)でレーザー計測器が使えなくても、これがあれば大丈夫。これは実戦で使える素晴らしい機能です(競技で使えるかは不明)。

スマートウォッチでも有料版アプリは最強?

スマートウォッチでGolfshot無料版を使うと、画面にグリーン手前、中央、奥の距離、そしてコースマップが表示されます。有料版はこれに加え、お勧めのクラブが右上に表示されます。下の画面で5W163と表示されている部分です。(下の2つは異なる日に異なるゴルフ場で撮影したもの。あくまで表示画面の比較です)

今回のテストでは、ターゲットに適したクラブ選択をしてくれるアシスト機能は役に立ちませんでした。このPAR3はグリーン中央まで163ヤードなのに、5番ウッドがお勧めと表示されてますよね。自分のクラブセットと平均飛距離を事前に登録しておいたのに、それが反映されていません。何度かラウンドするとアプリが学習するのかもしれませんが、今回はほとんどのショットで不適切なクラブが表示されました。そもそも自分のクラブの飛距離はある程度理解しているので、個人的にこの機能は必要ないですね。その代わりに、主要ハザードの距離がわかれば嬉しかったなぁ。

有料版はショットの飛距離測定もできる

Golfshotアプリ有料版には、Apple Watchでショットを自動的に追跡できる機能があります。ボールを打った挙動をスマートウォッチが検出し、その位置をGPSで記録するのです。そして次のショットを打つと、2つの位置を結びつけて飛距離と方向を記録します。高精度2周波GPSシステムを採用したApple Watch Ultraは、フェアウェイから少しだけラフに入ったことも、バンカーに入ったことも正確に自動認識していました。ゴルフ用スマートウォッチとして有名なガーミンと同等の機能と言えるでしょう。

下の画像は、370ヤードPAR4の私の記録です。頭上から見たマップ(左)と、ボールの軌道が3D動画で表示されるフライオーバープレビュー機能もあります(右は3D動画をスクショしたもの)。

このフライオーバープレビュー、最初は「おおーっ!」と感動しました。ですがどのホールも似たりよったりな内容なので、18ホール全てを見る前に飽きてしまいました。友人とショアする機能もあり娯楽性はありますが、私の場合、これで楽しめるのは最初の数ラウンドでしょう。有料版のおまけ機能といった印象です。また、ここには使用クラブも一緒に表示されますが、今回のテストに限って言えば、実際に使ったクラブと異なるクラブが記録されていることが多かったですね。またフルスイングで素振りしたものが記録されていたこともあり、少々面倒でしたけどラウンド後に修正しました。

スコア入力は有料版も無料版も同じ

ホールが終了したらスコア入力をします。Apple Watchは画面を右にスライドさせ、そのホールのスコアとパット数をデジタルクラウンで選択します。無料版も有料版も操作は同じです。

https://apps.apple.com/jp

慣れれば3秒でできるのでスコアカードを取り出して記入するより早くてラク。ですが同伴者のスコアを記録するためスコアカードも使っています。

18番ホールのスコアを登録すると、全体のスコアと「保存して終了する」が表示されます。それをタップするとアプリが終了。間違ったスコア(パット数)を登録したホールがあれば、ラウンド後にスマホのメニューから修正することができます。

ラウンド後は統計から自分のゴルフを深く知ろう

有料版では、自分のフェアウェイキープ率、パーオン率、サンドセーブ率などの統計を、指定した期間(全ラウンド、最終5ラウンドなど)で見ることができます。

先述したとおり、Apple Watchはショットを自動的に認知し、ボールを打った位置を内蔵のGPSで正確に記録します。ラフやバンカーにボールが入ったことも自動認識され記録されます。私の統計をみると、フェアウェイキープ率は71%で、右のミスが14%と左のミス4%より多い傾向にあります。ボールはほぼストレートなので、アドレスの方向を気をつけてみる必要があるようです。このようにラウンド中は気づけないことを発見できる統計機能は役立ちますね。

2023年4月から追加された新機能【Swing ID】

有料版に新しく加えられた、スイング軌道やリズムなどを診断する【スイングID】を見ていきましょう。以下の5項目が診断されます。

トランジション:ダウンスイングに移行する時点付近で、バックスイング面とインパクト面を比較
テンポ:テークアウトからボールインパクトまでの時間
ハンドスピード:インパクト時の手首の速さ。
スイング軌道:インパクト時のバックスイング面とダウンスイング面を比較
バックスイング:テークアウトを始めてからバックスイングのトップまで手首がとる弧の角度。

下のデータは、私のドライバーショットを診断したものです。

このデータは1ラウンドの総合的な診断ではなく、記録された1つひとつのショットで別々に分析されアプリに保存されています。なので1番ホールと2番ホールのドライバーショットの診断データの数値が異なっていることもあるのです。

スイングデータが詳しい人は、これらの情報は非常に役立つことでしょう。ですが無知な私には、この数値から何をどう改善したら良いのかさっぱりわかりません。例えば、私のドライバーのスイング軌道は若干イン・アウトの傾向があり、ショートアイアンからウェッジ(アプローチショット)のスイング軌道はほぼアウト・インでしたが、それが良いのか悪いのか、その数値から何をすれば良いのかわからない。勉強が足りませんな。

watchOS 10に期待大!

2023年秋に登場するWatch OS 10にも注目です。WWCD23にてゴルフスイングの手首の角度が測定できるシーンが紹介されましたが、実はこれ今回試したGolfshotアプリなんです。OSの進化によって、このアプリがどれだけパワーアップするのか楽しみ!

【総合結果】有料版にする価値はある?

今回、Golfshot有料版のお試し14日間を利用して3ラウンドしました。有料版のいろいろな機能を試して最も良いと思ったのは、グリーンと主要ハザードの距離がスマホ画面に表示されるAR(拡張現実)です。レーザー距離計でこれらの情報全てを把握するのは時間がかかりますし、傾斜や木々が邪魔で測れない、悪天候でレーザー距離計が使えないこともあるでしょう。大きなスマホの画面で多くの情報を一度に把握できるこの機能は本当に便利だと思いました。このために有料版にしても良いかもと思ったぐらい!

しかしながら、私はApple Watch UltraでGolfshotアプリを使うのが目的なので。。。iPhoneでアプリを使ったら全く意味ないんですよね(苦笑)。

最近はデジタルクラウンを左側にしています。この方が使いやすい

腕を上げればグリーンまでの距離が表示され、スコアがサクッと記録できる。私にとってはそれがApple Watch UltraとGolfshotアプリを使う最大の理由です。今回のテストでは、フェアウェイキープ率、パーオン率、サンドセーブ率などが把握できる統計機能がとても魅力でしたが、いまのところ無料版の機能で十分みたいです。

ゴルフアプリとしては最強ですので、興味のある人はGolfshotアプリをダウンロードして、無料版と有料版を比べてみてください。*有料版アプリのお試し期間が終了する前にキャンセルすることをお忘れなく!

有料版お試し期間を終えると、本当の驚きが待っていた!

この記事をアップしてから数日後、驚くべきことが起きました。スマホのGolfshotアプリに通知マークが表示され、下のプロモーションが表示されたのです。

上段は最初の1年間が4400円、下段は3200円とあります。Golfshotアプリ運営者のミスだと思うのだが、どう見てもおかしい。でも3200円はちょっとソソられる。。。ちなみにこのプロモーションは、有料アプリのお試しをしたから表示されたのか、それともこの時期(2023年5月現在)は誰でも受けられるプロモーションなのかわかりません。わかる方は下のコメント欄に書いていただけると嬉しいです。

話はこれで終わりませんでした。
上記のプロモーション期限(5月29日)を無視していたら、翌日の30日、なんと最初の1年間が2100円のプロモーションに変わっていたのです。これはイヤラシイなぁ。この有料アプリを気に入って、即座に1万円払ってしまった人(言い換えればロイヤルカスタマー)の気持ち、考えてないでしょう(ほぼ5分の1の料金だし)。あの手この手でユーザーを増やさなければならない運営者の使命もあるだろうけどね。。。

このプロモーション期限(7月30日)も無視したら、次はどうなるのだろう笑。やはり有料アプリは買い切りであるべきだと、口を酸っぱくして言いたい!

そしてついに、、、

8月になりました。流石にこれ以上の値下げはないだろうと思いながらアプリを立ち上げてみると、なんと最初の1年間が1700円に!私はもう負けました笑。セコいユーザーで申し訳ないですが、サブスクさせていただきます。。。

8月から新しい新機能「Auto Strokes Gained」が追加!

PROにアップグレードしてから、今まで見たことない新しい機能に気づきました。各ホールのグリーンに立つと、下のような画面が表示されるようになったのです。

これはGolfshotアプリが2023年8月から開始したAuto Strokes Gained(日本語は”獲得ストローク”と表記)という新機能です。まだ操作方法が全て把握できていないのですが(汗)、プレーヤーのパフォーマンスを①ティーショット、②アプローチ、③グリーン周り、④グリーンのカテゴリーに分類し、自分のショットまたはパットをアプリが自動分析してどの分野を改善すべきなのか数値やグラフで示してくれる機能のようです。英語の記事はこちら

以上、Golfshotアプリの魅力について説明しました。引き続き、獲得ストロークなどPROの機能をいろいろ試して、さらにwatchOS 10のアップデートで何が変わるのかもレビューしていこうと思います。

ゴルフ用ウォッチといえばガーミンじゃないの?

そもそもゴルフ用スマートウォッチと言えばガーミンだろう、と思っている方も少なくないでしょう。私も昔はその1人で、実際に使っていました。これからゴルフでスマートウォッチを使おうと検討している方は、ガーミンとApple Watch Ultraを比較した下の記事も読んでみてください。

ゴルフに最適のApple Watchバンドを検証してみました!

砂漠、氷山、海中で使ったことはまだありませんけど、Apple Watchをつけてタイのゴルフ場で50回以上ラウンドした私が、独断と偏見でお勧めバンドを紹介します!アップル純正バンド以外にサードパーティのバンドも多数使っていますので、少しでも参考になれば幸いです。

オークリーのゴルフ用サングラスが大特価!

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オークリーのゴルフ用サングラスの詳細については、以下の記事を参照してください。

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