トレランシューズが未来のゴルフシューズ?

最近のゴルフシューズはテクノロジーてんこ盛りだ。スパイク並のグリップが得られるスパイクレスソール、足首まですっぽりサポートするミッドカット構造、快適な通気性と両立させた新素材など、数年前のゴルフシューズと比べ物にならないほど進化を遂げています。


今後はどんなテクノロジーを詰め込んだ新商品が発売されるのだろう。ゴルタイで最もシューズ好きの編集Kは、勝手に妄想する。進化のベクトルはトレランシューズにあるのではないかと。トレランシューズはトレイルランニングシューズの略で、舗装路以外の山野を走る目的で作られたシューズのことだ。

YouTubeで見つけた「2019年のベストトレランシューズ」という動画を下に紹介する。英語の説明は無視して、どんなシューズなのか大体わかることができるだろう。

デザインは好き嫌いが分かれるが、そこに積み込まれた機能はゴルフに共通するものばかり。というよりむしろ、タフな山野を走り続けるために開発されたトレランシューズの機能はゴルフシューズを上回っている、と思うのです。

国内最大級の登山メディアYAMA HACKには、トレランシューズの特徴が4つ挙げられています。

アウトソール

山道を走っても足裏に負担がかからないよう、丈夫にできている。普通のランニングシューズに比べて突起も多く、濡れた地面でも滑りにくくなっている。また、かかと部分は左右のブレに強い構造になっており、捻挫しにくく作られている。

ミッドソール

普通のランニングシューズよりも厚く、岩場の道でも足裏を傷めないような硬い素材が使われている。

トゥガード

つま先部分も岩などにぶつけてもつま先を守れるよう、硬質な素材が使用されている。

アッパー

長時間快適に走れるように通気性に優れた素材が採用されている。モデルによってはゴアテックスなど防水性に優れたものもある。

私は現在、アルトラとコロンビアというメーカーのトレランシューズを履いてゴルフをしています。これまで履いてきたゴルフシューズ(フットジョイ、ナイキ、アディダス、プーマ)と比べて最も違うのは、足の疲れがないことだ。トレランシューズは幅広のモデルが多く、それが私の足に合っていることもある。指の部分に余裕があり、歩きやすいだけでなく、アドレスで地面を5本指でぐっと踏ん張ることもできる。足首のホールド感はゴルフシューズほどがっちりはしていないが、厚めの柔らかい素材でしっかりとホールドされていて体が暴れることはない。山岳レースのために開発された靴だから当たり前のことだ。


柔らかすぎず硬すぎないソールも素晴らしい。100キロの長距離レースでも快適に走れるよう、絶妙なバランスで作られている。そして何より軽量だ。その軽さと柔らかさはスニーカーを履いてラウンドしていると思ってしまうほど。それに加えて芝をがっちり捕まえるグリップまで備えているトレイルシューズのテクノロジーは、まさに未来のゴルフシューズと言えるのではないだろうか。


さらに、防水性と通気性を両立させたゴアテックス( GORE-TEX :アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名)を使ったトレランシューズも多い。これは今後多くのゴルフシューズに採用されるのではないかな(現在はEccoだけか?)。

アルトラ(ALTRA)は、指先部分がとても広いことと、ヒール部分とつま先部分の比率が1:1のゼロドロップを採用していることで有名なメーカー。ほとんどの靴は「地面からの距離」がヒール2:つま先1の比率になっているが、ゼロドロップは「ヒールストライク」を減少し、着地面積を広げるため、自然で正しい姿勢とアラインメントを保ち、関節、腱にかける衝撃を劇的に減らす効果がある。走るのみならず、ゴルフのように歩く運動でも、不自然な姿勢の状態をただし、人間のもっともバランスの取れた自然な状態を作り出す機能なのだ。
Untitled-1

このアルトラを筆頭に、トレランシューズにはゴルフシューズとしての機能が満載していると言っていい。もちろん今のゴルフシューズはとても良いですし、その性能を否定するつもりは全くありませんが、もしゴルフシューズが足に合わないと思われているかたは、是非アルトラを試してみてください。

私、編集Kがどうしてゴルフシューズからトレランシューズをゴルフ場で履くようになったのか。その詳しい経緯は以下でお読みください。足が幅広で靴に困っている方にはぜひ読んでいただいたいです!