TOUR B 201CB

前回紹介した三浦技研に続き、ブリジストンからも美しいアイアンが発表された。

アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティということで、キャビティの深さやフェースの厚さなどがショートとロングで異なる設計となっている。三浦TC101も同様、近年のアイアンセットは番手別設計が多い。

この美しいデザインを見たとき、真っ先に頭に浮かんだのは、私が最も美しいアイアンの一つと思っているピンS55だった。バックフェース外枠の形状はほぼ同じ。ピンはパターに限らずドライバーやアイアンも他社からお手本にされているようだし、もしかするととついつい思いたくなる。。。

まぁ世界中でたくさんのアイアンセットが毎年作られているのだから、似たものが出てくるのは仕方のないことなのか。

私が使用しているミズノの後継モデルも発表された。

日本では10月販売。これまでJPXは日本でミズノプロとして販売されていたが、このモデルからJPXに統一されるようだ。ミズノプロはミズノ店でフィッティングした人のみが買える限定モデルという位置付けで始まった。だが量販店で陳列されないことで知名度は上がらず、ケプカを始めとする海外のプレイヤーがJPXで活躍していることの方が話題になり、成功しなかった。ドライバーのMPシリーズも売上はいまいちで(商品としては評価されていたが)、海外モデルのSTシリーズに統一された。少し疑問に感じるのは、日本のサイトでJPXとSTが世界戦略モデルと謳われているところだ。これらの商品は海外で開発されたはずなのに、あたかも日本で開発されたようなキャッチコピーに違和感を覚えるのは私一人だけだろうか(それとも全て日本で設計された?)。

それはさておき、商品の精巧さ、ボールを打った感触と音の良さではミズノアイアンは群を抜いている。フェース裏のデザインは正直美しいとは言えないが、アドレスをした時のフェースは最高である。その素晴らしさをミズノはユーザー(特に若い世代)に伝えきれていないのは残念だ。もしかすると、伝えきれていないのではなく、若い世代はもうそうゆう観点でクラブを選んでいないのかもしれない。知人の女性は、キャロウェイのウェアが可愛いからクラブもそれにしたなんて言っていた。ミズノは原英莉花プロと契約しているが、ウェアは別ブランドだし、喜んでいるのはミズノ愛好のおっさんだけのような気がする。女性アマチュアが彼女の影響でクラブ購入するようにはなっていないのではないだろうか。かと言って、渋野日向子プロのピンアイアンのように、男性アマチュアが原プロが使うミズノアイアンをこぞって買うということにもおそらくなっていない。戦略としてはどうも空回りしている感がある。

新しいJPXは、ミズノショップのみでなく、量販店でも販売していくのだろう。一方、絶好調のテーラーメイドは10月から日本で本格的なフィッティングサービスを開始し、セレクトフィットストア限定のアイアンも販売する。テーラーメイドは商品開発能力も凄いが、マーケティングがどのメーカーよりも優れている。さらに海外では契約プロが毎週のように優勝し、日本の女子メジャー・コニカミノルタ杯を制したのも契約選手の永峰咲希プロだった。今後テーラーメイドの日本戦略マーケティングがどんな展開を見せるのか、ミズノは息を潜めて注目しているに違いない。

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