タイトリストからもフィッティング限定アイアン

タイトリストからも、公認フィッターによる完全予約制フィッティング限定でのアイアンが販売された。美術品のような高級感のあるデザインだ!

https://www.titleist.co.jp/

「CNCPT」は2019年から海外で展開をスタートしたハイエンドシリーズ。既存モデルとは一線を画し、開発にかかるコストや期間、価格設定などに制約を設けず、ゴルファーに新次元のパフォーマンスを提供するために誕生した。過去モデルは日本でも一部のゴルフショップで輸入品が売られていたが、目が飛び出るほどの価格だった。

今回は3モデルをラインアップ。基本スペックを見ると7番アイアンのロフトはCP02が32度、CP03が31度、CP04が30度となっていて、「Tシリーズ」との大きな違いはない。ところが「CNCPT」は全て中空構造になっていて、番手別に適切な重心と慣性モーメントが調節されている。またプレミアム感たっぷりの美しいフォルムや、金属スーパーメタルという高価な素材を用いたりして、価格は1本6万円+税に設定。「大抵のゴルファーが使えるスペックだけど、プレミアム重視のお金持ち限定だよ」とはっきりしたターゲットが示されている。

テーラーメイドのフィッティング限定アイアンは、基本スペックが7番で34度。ロフト角が全てではないけれど、アマチュアゴルファーの多くはこの数値で自分に合っているか判断していると思うし、メーカー側もこれで示しているように感じる。テーラーメイドは「Pシリーズと同額だけど、これは上級者限定だよ」とタイトリストとは異なるターゲットを明確に設定している。

一方、私の愛用するミズノプロは、誰をターゲットにしているのかがわかりにくい。MPシリーズとの違いもはっきり示されていなかった感がある(もう終わったけど)。昔からのミズノファンからすれば、ミズノプロは上級者向け商品だ。ところが今のミズノプロの謳い文句は「ミズノなのに、やさしい。」である。私が購入した理由は、海外のミズノの商品ラインアップがとても明確で、アイアンはJPXがずっと主流だから。私が購入した店に試打クラブはあったが、フィッティングはなかった。それでも前作からの改良点や新しいテクノロジーの説明が明確にされていたので、商品に納得して買うことができた。日本にいたら選んでいたかは正直わからない。。

後記:原英莉花がメジャー優勝!なんとJPXホットメタルのアイアンを使用していた。これでミズノアイアンの注目度は再び上がりそうだ。広告も最近目立つようになった。嬉しいぞ!

MIZUNO(ミズノ) JPX 921 ホットメタル アイアン5本組 メンズ 右利き用 【カタログ純正シャフト装着モデル】 N.S.PRO 950GH neo 軽量スチールシャフト 番手/No.6-PW 硬さ/S 5KJKS35905
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