テーラーメイド新ドライバーSIM2、SIM2 MAX、SIM2 Dの動画レビュー!

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先週のキャロウェイに続き、テーラーメイドの新ドライバーが米テーラーメイド・ウェブサイトで公開されました。それと同時にユーチューバーによるレビュー動画も続々アップされていますので、さっそく見ていきましょう!

まずはお馴染みリックシールズ(Rick Shields)。彼は新ドライバーの特徴を3つ挙げています。ソール部分にフォージドアルミ(Forged aluminum)という軽い素材が使われていること、初代SIMにあった可動型ウェイト「イナーシャジェネレーター」がSIM2ではなくなっていること、ボール初速がアップするスピード・インジェクションの位置がフェース上部からフェース横に移動したことの3点。
アドレスした状態で上から見ると、SIM2とSIM2 MAXは違いが全くわからないと彼は言います。そしてゴルフ場で実際にボールを打っても打感や弾道に違いはありませんでした。今度は計測器を使って比べてみますが、ボール初速も飛距離もほぼ同じ。唯一スピン量がSIM2は1857、 SIM2 MAXは1978とほんの僅か違うだけだったと説明しています。一方でボールを打った音はどちらも最高と評価。
次につかまりを高めたSIM2 Dを試打。カット打ち気味に振ると、スライスボールが意図も簡単にできてしまいました。初代SIM Dに比べてウェイトの位置がフェース寄りになっているので、前作よりつかまりは弱くなっていると彼は分析します。
そしてキャロウェイ新ドライバーのレビューと同様に、4年前のモデルM1ドライバーと打ち比べてみると、なんと4ヤードだけ飛距離が伸びていました。「これはピンとキャラウェイの新ドライバーも同じ結果だったけれど、4年間のリサーチと開発の結果が1年1ヤードなんて、どう評価すべきか困ってしまう」と正直な感想を述べています。

次はジェームスロビンソン(James Robinson)の動画です。彼もリックシールズと同じくPGAティーチング兼ユーチューバー。個人的には彼のアイアンレビューが好きですが今回はテーラーメイド新ドライバーの感想です。

彼もまずSIM2とSIM2 MAXの見た目が同じになったことに戸惑います。「初代SIMは可動型ウェイト「イナーシャジェネレーター」があり、初代SIM MAXはそれがないことが外見上の唯一の違いだったのに、SIM2はそれがなくなった。それなのに何故2つのモデルを作る必要があったのでしょう」
そしてボールを打った音が素晴らしいとも評価。測定器のデータでは飛距離が特別伸びることもなく、ゴルフ場でのテストでもミスヒットの寛容性が進化したとは言えないと辛口でした。「自分向けにフィッティングした初代SIMドライバーを使っている人は、SIM2で恩恵は受けないでしょう。ですが別のメーカーや古いドライバーを長く使っている人は是非とも手にとってフィッティングをしてほしい。素晴らしいドライバーであることはずっと変わっていないから」と締めくくっています。

キャロウェイの新ドライバーレビューは以下をクリック!

動画に日本語の字幕を表示させる方法は下を参照してください。

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