
「これは飛ぶ」「確実に飛ぶ!」と日本のゴルフダイジェスト・オンラインやアマゾンで話題になっていたスリクソンX2ボール。タイでは売られていなかったのでアマゾンで購入し、ゴルフ場で使ってみたところ、驚く結果になりました!
私は普段タイトリストのPRO V1を使用しています。自分のホームコースならドライバーがどこまで飛ぶかは把握できているので、同じコースでスリクソンX2を使用して比較してみました。
最初の数ホールは「あれ。。予想と違う??」
1ホール目のPAR4。ドライバーで打ったスリクソンX2ボールは、硬いというか、重く感じました。ボールはまっすぐ飛びましたが通常の半分ぐらい低い弾道。ボールが地面に落ちた場所もPRO V1より手前でした。ところがフェアウェイに行ってみるとボールが止まっている位置はいつもとほぼ同じ。低い弾道だから転がったのですね。そこからいつもと同じ番手のアイアンで打つと、やはりボールが重く感じました。ボールはグリーン右のバンカーへ。そこから出して2パットのボギー。
2ホール目PAR4も全く同じ結果になりました。ドライバーは低い弾道。フェアウェイを転がって止まった位置はPRO V1とほぼ同じ。そしていつもと同じ番手のアイアンで打ってグリーン右手前ラフに外しました。「あれ。。なんか予想と違うけど??」
3ホール目はPAR5。1番と2番でアイアンをグリーン右側に外したこともあってか、ドライバーは少し引っ掛けてボールはフェアウェイ左へ。PRO V1より若干飛距離は出ていましたが、3回続けて低い弾道だったので、今日はドライバーの調子が良くないと思っていました。この時はまだ、スピン量がPRO V1に比べとても少ないことに気づかなかったのです。


スピン量が決め手だった!
それに気づいたのは、190ヤードの5番ホールPAR3でした。いつもと同じユーティリティーで打つと、ボールは低めに出てグリーンオーバーしたのです。ディーアップしたボールをユーティリティーで打ってもいつもより低い弾道になったので、ようやくスピン量がPRO V1より少ないことがわかりました。それならドライバーはボールの位置を少し高くして打ってみよう。次の6番ホールPAR4で試してみるとビンゴでした!ティーの高さを上げてアッパー気味に打ったボールは丁度良い高さで飛んでいき、PRO V1でナイスショットした場所よりさらに10ヤード先にありました。私は飛ぶタイプではありませんが、セカンド地点の景色がいつもと違うことに一人で感動!
悲しくて嬉しい池ポチャ
その後も、私の場合は、ティーの高さを普段よりボール半分ほど高くして、アッパー気味に打つことで通常の高さが出て、キャリーが稼げるようになりました。そして最後のPAR5。左ドッグレッグでティーグランドの先には池がありますが、追い風でもドライバーで池に届いたことはありません。この日は向かい風だったので安心して思い切り打つと、何と地面に1バウンドしてそのまま池に入ってしまいました。「えーっ!」いつも一緒にラウンドしている友人も、私が普段それほど飛ばないもんだから驚きの表情。私は買ったばかりのボールを無くしたショックも多少ありましたが、それより1度も届いたことのない池へ届いた嬉しさが勝りました(笑)。スコアも大事だけど、やっぱりボールが飛ぶと嬉しいなぁ!!
まとめ
私の個人的な感想になります。PRO V1と比べて打感は硬いです。そしてスピン量が少ない棒球になります。それが私が重いと感じた原因かもしれません。3Wと5Wは、ティーアップして打つのは問題ないですが、地面のボールを打つと弾道が低くなりキャリーがロスしました。ある程度のヘッドスピード、またはダウンブローに打つ必要があるかもです(つまりスピン量を増やす工夫がいります)。ハイブリッドとアイアンは直進性が良く距離も伸びました。
グリーンはアイアンやウェッジなら問題なく止まります。ウッドやユーティリティーは直接グリーンに乗せるとオーバーしました。グリーン手前から転がすイメージが丁度良かったです。そして意外だったのは、パターはこの硬い感じが自分に合っていました。ボールの転がりがとても良くて、バーディーが2回取れました。
スリクソンX2を一言でいうと、スピン量が少ないボールです。その特徴を上手く活かすことができれば、飛距離を伸ばすことはできると思います。飛ぶボールを探している方は、是非これを試してみてください。


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