
タイ国内の新型コロナウィルス感染拡大が深刻化していることを受け、ゴルフ場で常にマスクを着用するよう、バンコク近郊のゴルフ場がSNSで呼びかけています。
昨年4月のロックダウンでゴルフ場が閉鎖され、5月にゴルフ場が再開されたときは、ゲスト到着時の検温、手の消毒、アプリのチェックイン、クラブハウスはもちろんラウンド中も全員がマスク着用(キャディーはさらにフェイスシールドも着用)を徹底していました。ところがウィルス感染状況が落ち着いてくると、ロッカールームやレストランでマスク着用する者は少なくなり、強制するゴルフ場もほとんどありませんでした。
しかし新規感染者数は今年4月から再び増加傾向にあります。新型コロナウイルス感染症対策センターは4月18日、タイ国内で新たに過去最多の1767人の感染が確認されて累計感染者数が4万2352人になったと発表しました。そしてバンコク近郊のゴルフ場でも、相次いでコロナ陽性者が確認されています。ゴルフをしたゲストが後に陽性と確認されるケースがほとんどで、キャディーから陽性者が出たゴルフ場もあります。ですからマスク着用が徹底されるのは当然の処置と言えるでしょう。このほかにも、シャワー室の使用を禁止したり(パタナゴルフ&スポーツリゾート)、シャワーは使えるがバスタオル供給を中止してゲスト持参に変更したところ(パインハーストゴルフクラブ&ホテル)もあります。どのゴルフ場もプレイヤーとキャディー、そして従業員と他のゲストの安全を守るため必死です。
スワンナプーム ゴルフ&カントリークラブは、ゴルフ場では常にマスク着用をすること、それが守れない人はゴルフを中止させ、ゴルフ料金の払い戻しもしないと告知しました。

ゴルフ場のルールは場所によりそれぞれ異なります。ラウンド前に必ず確認するようにしましょう。
不確かな感染者情報がSNSで拡散
ゴルフ場が公式ウェブサイトやフェイスブックで感染者情報を発信する一方で、「あのゴルフ場には感染者がいたらしい」といった根拠のない噂がSNSで拡散する事態も起きています。プーケットの名門ゴルフ場ブルーキャニオン・カントリークラブでは、新型コロナウィルスに感染したタイの有名人が訪れていたという噂がSNS上で広がり、メンバーやゲストから問い合わせが殺到しました。ブルーキャニオンはこの噂が偽りであることを発表し、ゴルフ場内では徹底したウィルス感染拡大防止策を実行していることも強調しました。

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