
ゴルタイ編集Kです。先日、昼食を共にしたタイの友人がGQのロゴが入ったマスクをしていました。GQはタイの老舗アパレルメーカーで、日本で言うと洋服の青山のようなリーズナブルな価格が魅力の紳士服ブランド(ファッション雑誌のGQとは関係なし)。友人が言うには、GQは今年から若者向けのカジュアルな宣伝を展開して伝統的な紳士服ブランドからUNIQLOのようなブランドになろうとしているらしい。大手調味料メーカーの御曹司である彼がGQの服を身に付けているのを見たことはないが、少なくともマスクの宣伝効果は出ているようだ。そういえば日本のワークマンも吉幾三から若者向けの宣伝に切り替えて、近年は過酷ファッションショーで話題になりリブランディングに成功している。
「俺も以前はKと同じUNIQLOマスクを使っていたけど、GQマスクはストラップを首にかけて固定できるから顔にフィットする。オススメだ」と言って友人はストラップを見せてくれた。
実は私もUNIQLOマスクのゆるーいフィット感が気になっていたので、早速GQのお店へ足を運びました。







GQの商品パッケージングとウェブサイトのデザイン(色使い)は確かにUNIQLOを意識してますなー(笑)。3回目の洗濯をしたばかりのUNIQLOマスクがあったので並べて比べてみました。

GQマスクは鼻の部分にパッドがあり、程よい硬さのストラップがマスク上部を通っています。また新品だからかもしれませんが、マスクの素材がしっかりしていて写真のように立たせることができました。一方UNIQLOマスクは鼻パッドがなく、ストラップもマスクの外側に縫い付けてあるだけです。
GQマスクはストラップを首の後ろで微調整ができるのが最大の利点です。また食事のときに取り外さずに首にかけておけるのも便利ですね。UNIQLOマスクの素材は非常に柔らかく、つけ心地が良いですが、私の場合は鼻の部分に隙間が空いてしまい、ストラップをねじって耳にかけて使用していました(サイズLは大きかったのか)。
今回購入したGQWHITEの値段は150バーツ。UNIQLOは3セットで390バーツなので単価130バーツ。GQマスクは30回まで洗濯可能と表記していて、UNIQLOは繰り返し洗濯をすることでフィルター機能を示すBFEカット率は95%と花粉捕集率は93%まで軽減するが、半永久的に持続する機能ではないと説明しています。マスク性能はほぼ同じ印象です。
実際にGQマスクを着用して外で半日過ごしてみました。確かにフィット感は良く、人と話していてもズレることはありません(UNIQLOマスクは落ちて鼻が出てしまう)。でもUNIQLOの柔らかな素材に慣れていたのでストラップの硬さが少し気になりました。またGQマスクは着脱が面倒です。近所のコンビニに行くだけならUNIQLO、オフィスなどで一日中着用するのであればGQに軍配が上がります。
GQはPM2.5に対応したGQ MAXというマスクを明日、12月25日から販売します。価格は290バーツ。公式Facebookページでは事前予約が殺到して既に完売と投稿されてますが、マーケティング戦略のような気もする。。。さて、GQはUNIQLOに対抗できる存在になるのでしょうか?今度は主力商品のポロシャツをゴルフ場で比べてみよう。


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