PGAとLPGAに続き、2022年から日本国内のプロトーナメントでも使用可能となったゴルフ用レーザー距離計測器 (国内男子は使用禁止の試合もあり)。多くのプロとキャディーが実際に使用している姿がテレビ中継でも見られますが、アマチュアがレーザー距離計測器を使うメリットはどれくらいあるのでしょうか。
amazonで売上1位のレーザー計測器を購入してみた!
そこで、amazonでベストセラーのゴルフ用レーザー距離計測器 「Pin-Eagle」を購入してみました 。高級モデルの計測器とほぼ同じ機能が搭載されている点が、ずっと売上No1の理由のようです。
プレミアム便で注文すると2日でタイに着きました(状況によりプレミアム便が使えない期間もあるようです)。日本国内とほとんど変わらないスピードで本当に便利です!

「Pin-Eagle」 の箱には、計測器、ケース、クロス、取説、計測器につける紐が入っています。

Pin-Eagleの機能
メーカーが紹介しているPin-Eagleの機能は以下の5つです。
1)自動ピンサーチ機能
2)ピンロック&バイブレーション機能
3)高低差測定機能
4)防水機能
5)最大測定距離660ヤード





最大測定距離660ヤードを計測する機会はありませんでしたが、長いパー4で220ヤード先のピンを狙ったときは瞬時に測定できました。一方、朝方の曇り空にラウンドした時は、200ヤード先のグリーンエッジの認識に少し時間がかかることがありました。長い距離の測定は天候によって認識に時間がかかる場合もありますが、180ヤード以内なら天候に関係なく瞬時に測ることができました。防水性は、4回のラウンドで雨が振らなかったので検証できませんでした。
異なる3つのコースで計4ラウンド使用してみた!
1回のラウンドだけでは不十分だと思い、異なる3つのコースで計4ラウンドして使ってみました。 測りたいターゲットを焦点に当てて計測ボタンを押すと、計測器がターゲットを認識したことをブルブルとバイブレーションで知らせくれて、自分の位置からターゲットまでの測定結果がファインダーに大きく表示されます。メーカーが0.5秒で結果が出ると説明しているとおり、ボタンを押すのとほぼ同時にブルブルして測定結果が表示されました。ボタンはグローブをしている手でも問題なく操作できました。

ゴルフ中継では、プロとキャディーはティーイングエリアからバンカー、池、木、ラフまでの距離を細かく計測している様子が見られます。そしてグリーンを狙うときにも、グリーン周りの障害物(木、バンカー、池)までの距離、グリーンエッジまでの距離、ピンまでの距離を計測して、風向きとグリーンの傾斜を考慮しながらボールをどこに落として、転がして止める位置まで計算しているようです(プロとキャディーの会話から)。
一方で私を含むアマチュアは、グリーンを狙える位置に来てからレーザー距離計測器を取り出して、ピンまでの距離しか測らない人がほとんど。つまり、レーザー距離計測器から得られるメリットを100%活用していないのです。「プロのように正確なショットができるわけじゃないし、細かく距離を測っても意味ないよ」と思う方もいるかもしれませんが、我々アマチュアはプロのように打てないのだから、きちんと距離を把握しておくことがメリットと言えるかもしれません。
左ドッグレッグのPAR4で、ティーイングエリアから気になる障害物を探して測定してみました。フェアウェイ左側にあるバンカーは190ヤード。視覚的にはそれよりずっと手前に見えていたので、計測していなれば迷うことなくドライバーでバンカー超えを狙っていました。ですがバンカーの中がティーイングエリアから見えず、奥がどれくらいあるのかわからなかったので、リスクを避けてフェアウェイ右側にボールを打ちました。そしてセカンド地点に来てみると、バンカーは縦に細長い形をしていて、グリーンを狙うのに難しい傾斜がありました。これで最低1打は得したかも。
このように、ティーイングエリアから見える障害物は、視覚的に実際より遠く見えたり、近く見えたり、そこへ行かないとわからないものもあります(コース設計者の罠です)。なのでその距離をしっかり把握しておくことは、プロはもちろん、アマチュアにとっても大きなメリットになりますね。
左ドッグレッグPAR4の続きです。セカンドショットでは、グリーンエッジの前と後ろの距離を計測しました。するとグリーン全体の大きさがはっきりイメージできて、ピン1点を狙うのではなく、もっと広い面を狙う感覚に変わりました。これまではキャディーにピンまでの距離を聞いて、ピンには届くがグリーンはオーバーしないクラブを取っていましたが(1本のみ)、ターゲットが広くなったことでクラブの選択肢も広がったのです。
さらに、グリーンをショートした場合とオーバーした場合で、どちらが怪我が少ないかも考えるようになりました。あるホールで珍しくグリーンオーバーしたら奥の方がライが良く、バンカーや木などの障害物が少ないホールもあることに気づいたのです。「ゴルフは手前から攻める」ことばかり考えて、グリーン奥をチェックすることさえ怠っていました。そういったマネージメントも、レーザー距離計測器があると容易にできるようになりますね。

さらにレーザー距離計測器は、自分が使っているクラブの飛距離を把握することにも役立つと気づきました。ドライバーは、打ったボールが止まった位置からティーイングエリアを測れば飛距離がわかります。アイアンは、計測したターゲットに対して実際に打ったボールがどれくらいショートしたのか(オーバーしたのか)測ることで、各番手の飛距離が見えてきます。今回の検証では、アイアン(特にロングアイアン)の飛距離が自分が思っていた距離より短かったことがわかり、番手を上げることで調整ができました。
高低差測定機能でスコアが上がる?
「Pin-Eagle」 には、高低差測定機能をオン/オフするボタンと、距離測定ボタンがあります。高低差測定機能をオンにして距離計測ボタンを押すと、自分の位置から目標物までの高低差を含んだ距離を測定してくれるのです(競技では使用禁止になっているので要注意)。

上の写真はパトゥムタニ県にあるリバーデール・ゴルフクラブ(Riverdale Golf Club)の名物ホールPAR3。左奥にあるグリーン(白ティー152ヤード)と、池に囲まれたグリーン(白ティー108ヤード)のどちらかを選ぶのですが、ほぼ全てのゴルファーが池のグリーンを選びます!

この日のピン位置はグリーン奥。「Pin-Eagle」でピンまで普通に測定すると111ヤード、高低差機能を使うと101ヤードでした。周りに対象物がなく、視覚的にはピンまで120ヤードぐらいに見えていたので、その数字に驚きました。そこで手に持っていたピッチングウェッジを、アプローチウェッジに変更。緊張したのか薄い当たりになってしまい、グリーンにはオンしたものの、ピンから8メートル離れた下段でした。「Pin-Eagle」の 高低差測定機能 が役立ったかと言えば、 答えはイエスです。視覚的には120ヤードぐらいに見えて、この日のピンはグリーン奥だったので、PWか9番アイアンを選んだかもしれませんから。。
ということで、やはりアマチュアにとっても、ゴルフ用レーザー計測器は非常に役立つツールであることを再認識することができました。まだ使ったことがないという方は、是非、試してみることをオススメしますよ。
Pin-Eagle(ピンイーグル) ゴルフ レーザー距離計
23,800円が34%ディスカウントで15,800円!

ゴルフ雑誌や番組で人気のTEC TEC TEC
テックテックテック ゴルフ レーザー距離計MINI。雑誌やCMでお馴染みの商品です。17,600円。

グッドデザイン賞を受賞したShot Navi
浜ちゃんのCMでお馴染みのShot Navi(ショットナビ)。赤色OLEDによる抜群の視認性に加え、状況に応じて「ポイント」「ピンシーク」「スキャン」の3種の音声による計測が可能(ボタン操作による計測も可能)。参考価格39,930円が23%ディスカウントで30,800円!

最高レベルのレーザー距離計を求めるならニコンだ!
全てに妥協をしたくない、最高の機能を搭載したレーザー距離計が欲しい方には、ニコンのフラッグシップCOOLSHOT PROII STABILIZEDがオススメ!そしてニコン製が欲しいが価格がリーズナブルなものをお求めの方はCOOLSHOT 20iGIIが良いでしょう。

Nikon ゴルフ用レーザー距離計 COOLSHOT PROII STABILIZED
参考価格49,500円が9%ディスカウントで44,899円!

Nikon ゴルフ用レーザー距離計 COOLSHOT 20iGII
参考価格25,300円が16%ディスカウントで21,345円!

海外でアマゾンをまだ利用したことがない方へのガイド記事を下に貼っておきます。ゴルフグッズに限らず、海外で手に入れにくい日本の食料品や商品が簡単に買えてamazonによる配送サービスもありますので利用してみてください。
ゴルタイのSNSをフォローしよう
ゴルタイのフェイスブック、ツイッターをフォローして、新着記事をゲットしてください。ゴルタイLINEもやってます!以下のボタンをクリックするか、QRコードをスキャンして友だちに加えてください!




コメント