タイ保健省は2月17日、新たに175人の新型コロナウィルス感染者が確認されたと発表しました。168人がタイ国内、7人が海外からの入国者(2人は日本)でした。これによりタイ国内で確認された感染者の累計は24,961人となりました。

新規感染者数が最も多かったのはサムットサコーン県の34人。次いでパトゥムターニー県の8人、バンコク都は4人でした。サムットサコーン県ではこれまでに1104箇所の工場に勤める89,850人のPCR検査を実施していて、2月始めに500人を超えていた同県の新規感染者は減少しています。
その一方で、タイ人の中には自覚症状があっても金銭的な理由でPCR検査を受けられない人や、陽性結果が出るのを恐れて検査を受けない人も多く、国内の感染者はこの数字以上に存在すると指摘する人もいます。
臨時休業中のゴルフ場
2月17日現在、新型コロナウィルス感染拡大の影響で臨時休業が確認されているのは、サムットサコーン県にある以下の2コースです。ベストオーシャンゴルフは2月15日に営業再開を予定していましたが、当日ゴルタイが確認したところ、2月28日まで臨時休業延長を決定したと返事がありました。
ベストオーシャンゴルフ(Best Ocean Golf)
エカチャイゴルフ&カントリークラブ(Ekachai Golf & Country Club)
その他のゴルフ場はどうしているか?
上記以外のゴルフ場では、入口で検温・消毒をして、クラブハウスでのマスク着用と密を避けることを徹底しています。ほとんどのゴルフ場のカートは、キャディーとプレイヤーの間に敷居が設けられています。これまで感染リスクの高い地域では、ロッカールーム(シャワー)とレストランの使用を禁じていたゴルフ場もありましたが、現在は通常営業していると思われます。
また、ゲストの到着時に新型コロナウイルス接触確認アプリ「モーチャナ(Mor Chana)」と、チェックインを登録する「タイチャナ(Thai Chana)」の使用を呼びかけるゴルフ場もあります。「モーチャナ」アプリは自分のスマホにダウンロードして登録しなければならないので、時間があるときに準備だけしておくと良いでしょう。その方法は下の記事を参照してください。
バンコクの状況はどうか?
バンコクの飲食店は営業時間が午後11時までに制限されており、店内で酒類を提供することも禁じられています(シーラチャやパタヤがあるチョンブリ県は酒類の提供が2月から許可)。特に居酒屋は打撃を受けていて、都内の新規感染者数が低く抑えられていることから、政府に早急な緩和処置を求める声が上がっています。また、反政府グループによる政治集会が、都内の民主記念塔などで再び行われるようになりました。
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