タイのコロナ状況とゴルフ施設の営業状況(2021年6月21日)

タイ保健省は2021年6月21日、新たに3,175人の新型コロナウィルス感染者が確認されたと発表しました。このうち2,089人が国内の新規陽性者、901人が隔離期間中の帰国者、140人が刑務所の受刑者、45人が海外からの入国者でした。これによりタイ国内で確認された陽性者の累計は221,306人(うち185,789人が回復、33,859人が治療中、1,658人が死亡)となりました。前回ゴルタイでコロナ状況をアップデートした5月24日は、タイ国内の陽性者累計は132,213人、死亡者806人でしたので、1ヶ月で陽性者累計と死亡者のどちらも約2倍に増えました。

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下の表は2021年6月21日にタイ中部で確認された新規陽性者数をまとめたものです。バンコク都624人、サムットプラーカーン県544人、ナコンパトム県359人、サムットサコーン県179人、パトゥムタニ県165人と、広範囲で新規感染者が広がっており、工場でのクラスター感染が増えています。刑務所内での新規感染者は140人でした。

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タイ東部と西部では、チョンブリ県187人、チャチュンサオ県57人、ペッチャブリー県60人が多く、このエリアでも工場での感染が増えてきています。

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下はタイ北部と南部です。3桁以上の新規陽性者数が確認された県はありませんでした。

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タイ北東部では感染は広がっていません。

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政府の対応

6月14日、バンコク都は施設の閉鎖等の一部を緩和しました。
・博物館および類似施設、史跡関連施設
・ネイル・ショップ、刺青店。但し、顔面周辺への施術は禁ずる。
・美容医療クリニック
・健康増進施設(スパ、マッサージ)。但し、マッサージは足部分のみ。
・公園、植物園等。但し、散歩やジョギング以外の目的での使用は禁ずる。

さらに6月21日からは、以下の緩和も認められました。
・公共のプールや類似の活動を行う施設。
・運動用のプール。ジェットスキー、カイトサーフ、バナナボートといった水上での活動。これらは人数制限を行いつつ、午後9時まで営業可能。試合については、無観客で実施可能。
・研修センター、教育向け科学施設、科学公園、科学および文化センター、芸術ホール。
・公共図書館、地域の図書館、民間の図書館、図書室。
・飲食店に関し、午後11時までの営業を認める。但し、アルコール飲料の店舗での消費は禁ずる。着席可能な人数を、本来の50%以下に制限する。物理的距離をはじめとする防疫措置を実施する。
・屋外の運動場や施設および換気のよい屋内の運動施設の営業を午後9時まで認める。
・コンビニ、スーパーに関し、従来通りの営業を認める。
・50名未満の各種活動を認める。50名以上500名未満の活動に際しては、防疫措置を含む実施計画を提出した上で、所轄の区事務所から許可を得ること。500名以上の活動は、防疫措置を含む実施計画を提出した上で、都の保健事務所から許可を得ること。

ゴルフ施設の営業状況

2021年6月21日現在、タイ国内のゴルフ場は営業が認められていますが、引き続き厳重なコロナ対策を取ることが義務付けられています。ゴルフ場入口での検温、消毒、敷地内のマスク着用、ロッカールームやレストランで密を避ける、カートにパティションを設置してキャディーとの接触を避けることなどが実施されています。また感染拡大が深刻な地域のゴルフ場では、シャワールーム使用とレストランの店内飲食を禁じているところもあります。防止策よりさらに一歩進んで、従業員全員のワクチン接種を実施したゴルフ場もあります。

こうした対策をゴルフ場は徹底して行っていますが、それでもラウンドしたゲストやゴルフ場で働く従業員にコロナ陽性が確認され、ゴルフ場が臨時休業になるケースが度々起きています。下の画像は都内にあるザ・パインゴルフ&ロッジ(The Pine Golf & Lodge)が6月20日にフェイスブックに投稿したもの。ここで働くキャディーが家族からウィルス感染したことが同日確認されたため、21日から23日まで臨時休業してゴルフ場内の消毒・除菌を実施すると説明しています。また濃厚接触者も隔離されPCR検査が行われます。

屋内ゴルフスクールは閉鎖期間がさらに延長

都内にあるゴルフスクールなどの屋内施設は、6月30日まで閉鎖期間が延長されています。 6月21日より緩和された「換気のよいの運動施設の営業を午後9時まで認める」がゴルフスクールに当てはまるかどうかは、現時点ではわかりません。スクムビットのコンドミニアム内にあるゴルフスクールTom Dongwell Golf Academyでは、ビル屋上の練習場でレッスンをして対応しています。

私達がゴルフ施設ですべきこと

私達がすべきことは、タイ政府とゴルフ施設の規則に従って行動することです。県や地域によって内容は若干異なるかもしれませんが、バンコク都と近郊のゴルフ場では以下を守るべきでしょう。

1)自分の健康状態が良くない場合はゴルフをキャンセルしましょう。高熱・咳・喉の痛み・鼻水・だるい・目が充血・湿疹なども含みます。また感染リスクが高い危険エリアを訪れた場合も同様です。
2)一緒にプレーする同伴者の健康状態を調べてください。危険エリアを訪れていた場合も中止させるようにしてください。
3)マスクは常に着用しましょう。ラウンド中は暑く感じるかと思いますが、ティーグランドやグリーンなど、人が密になる場所では必ずつけてください。
4)人と2メートル以上間隔を開けましょう。特にクラブハウス内は気をつけましょう。
5)人と接触しないようにしましょう。握手、ハイファイブ、肩を触るなどの行為は避けましょう。
6)こまめに手洗いを心掛けてください。アルコール消毒ジェルを携帯すると良いでしょう。

この他にも、レストランでは大きな声を出さず、できる限り長居しない。帰宅したらゴルフクラブ、バッグ、マスクの除菌をするなど、面倒ですがすべきことはたくさんあります。ストレス解消にゴルフをしている方もいらっしゃると思いますが、この状況です。感染拡大防止に協力して、思い切り安全に遊びましょう。

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