タイのコロナ状況とゴルフ施設の営業状況(ロックダウンで今後どうなる)

報道によると、2021年7月10日は新たに9326人の新型コロナウィルス感染者が確認されました。このうち6567人が国内の新規陽性者、2548人が隔離期間中の帰国者、192人が刑務所の受刑者、19人が海外からの入国者でした。これによりタイ国内で確認された陽性者の累計は32万6832人(うち24万3918人が回復、8万289人が治療中、2625人が死亡)となりました。前回ゴルタイでコロナ状況をアップデートした6月21日は、タイ国内の陽性者累計は22万1306人、死亡者1658人でしたので、約3週間で陽性者は約1.5倍、死亡者も約2倍に。状況はさらに深刻になっています。

新規感染者が多い地域はバンコク都3191人、パトゥムタニ県672人、サムットプラカーン県603人、サムットサコーン県551人、チョンブリ県359人、ロッブリー県207人、チャチュンサオ県172人、ナコンパトム県164人でした。バンコク近郊の工場でのクラスター感染、そして都内の広範囲で新規感染者が増えています。

タイ政府は、国内での感染状況の深刻化を受け、国内のゾーン区分を変更し、人の移動の制限等を強化することを発表。7月12日(月)より適用されることになりました(詳細については、在タイ日本国大使館が日本語に訳した全文をページ下に転載していますので参考にしてください)。バンコク首都圏(バンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットサコーン県、ナコンパトム県、サムットプラカーン県)に限定した緊急措置(ロックダウン)の主なポイントは以下の通りです。

1)7月12日から少なくとも14日間、午後9時から翌朝午前4時まで住居から外出禁止
2)勤務先以外(自宅)での作業を可能な限り最大限実施する
3)都内の飲食店(テイクアウトのみ)、コンビニの営業時間を午後8時までとする
4)都内の古式マッサージ(足マッサージ含む)、スパ、美容医療機関、健康増進機関の営業禁止
5)都内の百貨店、ショッピングセンターの営業時間を午後8時までとし、施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品、DIY用品、金融機関、情報通信機器、郵便・配送、修理・修繕といった分野の店舗のみ営業を認める

ゴルフ場の営業状況と今後の予防策強化

現在、バンコクと近郊のほとんどのゴルフ場ではレストランの店内飲食が禁じられ、テイクアウトのみとなっています(アユタヤ県とチャチュンサオ県の一部除く)。都内ではシャワールームとロッカーの使用を禁じているゴルフ場もあります。

7月12日以降もゴルフ場の営業は認めらますが、引き続き厳重なコロナ対策を徹底しなければなりません。ゴルフ場は敷地内の消毒・除菌作業を定期的に行い、従業員とキャディーのマスク着用・検温・手の消毒はもちろん、スタッフ全員のワクチン接種を実施しているところもあります。そしてゲストには入口での検温、消毒、敷地内のマスク着用、密を避け人と接触を避けることを呼びかけています。

そして、首都圏のゴルフ場は営業時間が短縮されます。チャチュンサオ県のロイヤル・レイクサイド・ゴルフクラブ(Royal Lakeside Golf Club)は、時短に加えて、月曜日をゴルフ場メンテナンスのため休業日にすると発表しました。

今後の状況によっては、ロッカールームの閉鎖、シャワーは使用できてもバスタオルやボディソープの供給を中止するなど、感染予防策を強化するゴルフ場が増える可能性があります。バスタオル、ボディーソープ&シャンプーをバッグに入れておくと良いでしょう。あるいはロッカールームは使用せず、自宅でシャワーを浴びる選択肢(予防策)もあります。アルコール飲料の提供を中止するゴルフ場も増えてきていますので、自宅でシャワーを浴びて食事とビールも悪くないでしょう。

ワクチン接種者に特別料金のゴルフ場も

規制が強化されるなか、感染予防策とは異なる動きも出てきました。パンヤインドラ・ゴルフクラブ(Panya Indra Golf Club)は、新型コロナウィルスのワクチン接種済みのゲストに200バーツ割引するプロモーションを7月から開始しました。またパインハースト・ゴルフクラブ&ホテル(Pinehurst Golf Club & Hotel)も、ワクチンを1回接種しているゲストはグリーンフィーが25%オフ、2回接種済みは50%オフのキャンペーンを今月実施しています。これらは、プーケット島がワクチンの接種を済ませた外国人観光客の受け入れを再開したことが大きく影響しています。入国して14日間は島内の行動に限定されますが、その後に義務付けられる検査が陰性であれば、国内の他の場所への移動も可能となるからです。7月15日からはスラタニ県、サムイ島、パンガン島、タオ島が対象に加わり、バンコクも10月の再開を予定していますので、他のゴルフコースでも今後似た内容のプロモーションが展開されるかもしれません。

https://www.facebook.com/Pinehurst.Golf.Thailand/

屋内ゴルフスクールは閉鎖期間がさらに延長

都内にあるゴルフスクールなどの屋内施設は、閉鎖期間がさらに延長されそうです。屋外エリアを練習場として使ったり、ゴルフ場でのラウンドレッスンなど形態を変えて対応しているところもあるようですが、非常に厳しい状況が続いています。

私達がゴルフ施設ですべきこと

私達がすべきことは、タイ政府とゴルフ施設の規則に従って行動し、感染拡大防止に協力することです。バンコク都と近郊のゴルフ場では主に以下を呼びかけています。

1)自分の健康状態が良くない場合はゴルフをキャンセルしましょう。高熱・咳・喉の痛み・鼻水・だるい・目が充血・湿疹なども含みます。また感染リスクが高い危険エリアを訪れた場合も同様です。
2)一緒にプレーする同伴者の健康状態を調べてください。危険エリアを訪れていた場合も中止させるようにしてください。
3)マスクは常に着用しましょう。ラウンド中は暑く感じるかと思いますが、ティーグランドやグリーンなど、人が密になる場所では必ずつけてください。
4)人と2メートル以上間隔を開けましょう。特にクラブハウス内は気をつけましょう。
5)人と接触しないようにしましょう。握手、ハイファイブ、肩を触るなどの行為は避けましょう。
6)こまめに手洗いを心掛けてください。アルコール消毒ジェルを携帯するのも良いです。

この他にも、クラブハウス内のレストランでは大きな声を出さず、できる限り長居しない。帰宅したらゴルフクラブ、バッグ、マスクの除菌をするなど、面倒ですがすべきことはたくさんあります。ストレス解消にゴルフをしている方もいらっしゃると思いますが、この状況です。感染拡大防止に協力して、思い切り安全に遊びましょう。

【非常事態における統治に関する勅令(在タイ日本国大使館訳)】

「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)
非常事態令第9条に基づく決定事項(第27号)

昨年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令および本年7月31日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条及び仏暦2534年国家行政規則法第11条に基づき、首相は一般的な決定事項、及び全ての当局職員の行動規則として、次のとおり発令する。

【第1項 指定地域の修正】
新型コロナ政府対策本部(CCSA)が別途行う指定地域の修正(注:7月10日付CCSA指令第9/2564号)に則し、各都県のコロナ対策本部に対し、今次決定事項、決定事項第24号および決定事項第25条に則し、感染状況の変化に応じた防疫措置の見直しを行うよう指示する。

(注:7月10日付CCSA指令第9/2564号のポイント)
・最高度厳格管理地域は10都県で、6月27日付CCSA指令第6/2564号から変更なし。
・最高度管理地域を24県に変更(前回指令から増加)
・管理地域を25県に変更(前回指令から増加)
・高度監視地域を18県に変更(前回指令から減少)

【第2項 住居からの外出禁止】
当局職員による許可ないし下記第4項に定める例外を除き、首都圏(バンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県)および南部4県(ナラティワート県、パッタニー県、ヤラー県、ソンクラー県)の住民に対し、本件決定事項発令(注:7月12日0時)から少なくとも14日間、午後9時から翌朝午前4時までの時間帯における、住居からの外出を禁ずる。

【第3項 当局者の責務】
当局者による上記第2項に定める地域および時間帯における活動を許可する。

【第4項 例外規定】
以下の者は、上記第2項の対象から除外される。但し、身分証明、夜間の移動の必要性、夜間の用務もしくは渡航を証明する文書を携行し、防疫措置を厳格に実施しなければならない。
(1)保健分野(患者、医師との面会が必要な者、医療行為を受ける者、および右の支援者。医師や看護師等の医療従事者。保健当局者。)
(2)ロジスティクス分野(食料品、薬品、衛生用品、医療機器、日用品、農産品、揮発燃料、郵便、宅配物、印刷物および輸出入品の運搬に携わる者。)
(3)人の輸送及び移動(公共交通機関運用者。運送業者。空港やバス発着所との往来を行う者。感染症法で定められた隔離・管理対象者の移送に携わる者および右目的で越境移動のために同時間帯の移動が不可避な者。)
(4)支援行為(貧困・困窮者、高齢者、ホームレス状態の者、被災者等を支援する者。社会インフラ、水道、揮発燃料、ゴミ処理、情報通信機器の修繕等、国民生活維持の作業に従事する者。自然災害からの復旧作業に従事する者。金融機関の維持に関わる者。事故処理に携わる者。)
(5)特定の職種(保守作業や業務の継続の観点から夜間に交代する必要のある職種、守衛、農業、漁業、畜産業に携わる者。)

【第5項 追加的例外規定】
各都県知事は、上記第4項以外の例外規定について、新型コロナ政府対策本部オペレーション・センター(CCSA-OC)に対し提案することができる。

【第6項 勤務先以外での作業】
首都圏(注:バンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県)に所在する当局および政府機関の責任者ならびに民間の事業者に対し、勤務先で作業する人数を減らす、勤務時間を短縮する等、事業に則した適切な方法をもって、感染拡大の危険性を減らすための取り組みとして、勤務先以外での作業を可能な限り最大限実施するよう求める。対面での業務が不可欠な場合、業務時間の限定や防疫措置の徹底を求める。
 事業者に対し、現下の感染拡大状況に鑑みた事業を行い、傘下の従業員への適切な支援を行うよう求める。

【第7項 首都圏に限定した緊急措置】
(1)独立店舗、百貨店等の施設内、空港、駅、バス発着所、コンビニエンスストア内、路上の飲食店、移動販売、歩き売り、その他形態を含む飲食店および飲食の販売の営業時間を、午後8時までとする。但し、店舗内での消費を禁じ、持ち帰りのみとする。
(2)百貨店、ショッピングセンター、コミュニティモール、同種形態の営業時間を午後8時までとし、施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品、DIY用品、金融機関、情報通信機器、郵便・配送、修理・修繕といった分野の店舗のみ営業を認める。官民を問わず、ワクチン接種や医療行為のための部分は営業を認める。
(3)コンビニエンスストア、定期市場、ナイトマーケット、歩行者天国の営業時間を、午後8時までとする。従来から夜間営業を行っているコンビニエンスストアに関しては、午後8時から翌朝午前4時の間は閉鎖せしめる。
(4)屋外の公園、運動場、競技場の営業時間を、午後8時までとする。
(5)古式マッサージ(足マッサージ含む)、スパ、美容医療機関、健康増進機関の営業を禁ずる。但し、ヘアサロンおよび理髪店については、過去に発令した条件および防疫措置の厳格な実施の下で営業を認める。
(6)5名以上が参加する活動を禁ずる。但し、決定事項第25号における例外規定は継続適用する。
(7)学校、教育・研修機関および類似の機関は、過去に発令した条件(注:原則遠隔授業等)を継続して適用する。

【第8項 公共交通機関】
あらゆる形態の公共交通機関の営業に関し、午後9時から翌朝午前4時までの営業を縮小せしめる。

【第9項 越境移動】
不要不急の越境移動の自粛を求める。首都圏および南部4県(注:最高度厳格管理地域)とその他の県との出入境について、決定事項第25号の内容に則し、当局による人の移動の厳格な管理を実施する。物の越境移動に関しては、経済への影響を鑑みつつ、タイ運輸省が必要な措置を検討する。

【第10項 防疫措置および感染者への対応】
首都圏での感染者増加への対応のため、官民協力を求め、タイの伝統的な漢方薬の使用や検査の徹底、一時的救護施設や野戦病院の設置、トリアージや救急介護施設の設置、優先的接種対象(高齢者、基礎疾患者等)へのワクチン接種の促進を求める。

【第11項 誤った情報の流布の防止措置】
虚偽もしくは人々を恐れさせる、ないしは事実を意図的に曲げて誤解を招くような情報の、各種方法での流布は、非常事態令第9条(3)に照らして違法行為を構成し得る。

【第12項 決定事項の適用】
今次決定事項は、別途の指示がない限り、発令から最低14日間(7月25日まで)適用するものとする。 

以上の内容は、仏暦2564年(西暦2021年)7月12日以降適用される。

仏暦2564年7月10日
プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相

ゴルタイのSNSをフォローしよう

ゴルタイのフェイスブックツイッターでは、このサイトには掲載しない様々なタイのゴルフネタを発信しています。例えばゴルフショップのセール情報、新製品の試打会、掘り出しモノ中古品、ゴルフ場の速報、気になるゴルフ動画などなど。是非フォローして最新情報をゲットしてください。

ゴルタイLINEも始めました!以下のボタンをクリックするか、QRコードをスキャンして友だちに加えてください!

เพิ่มเพื่อน

コメント