タイ国内のコロナウィルス感染状況:ゴルフ場でのワクチン接種証明はまだ必要?

タイ保健省は2021年11月18日、新たに6901人の新型コロナウィルス感染者が確認されたと発表しました。このうち6423人が国内の新規陽性者、319人が隔離期間中の帰国者、144人が刑務所の受刑者、15人が海外からの入国者でした。これによりタイ国内で確認された陽性者の累計は204万4125人(うち193万3199が回復、9万6722人が治療中、2万254人が死亡)となりました。

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国内の1日当たりの新規感染者数は、8月下旬から減少傾向にあります。2ヶ月前と1ヶ月前の感染者を、下の表で見てみましょう。左が9月18日で1万4109人、右が10月18日で1万111人でした。そしてこの翌日、10月19日に新規感染者数は1万人を下回る9122人となり、本日11月18日の6901人まで緩やかに減少を続けています。

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次に県別で新規感染者数を見てみましょう。11月18日発表された感染者数ランキングは以下の通り。バンコクなど人口が多い地域、そして感染リスクが高い南部の県が入っています。

1)バンコク878名、2)ソンクラー592名、3)ナコンシータマラート365名、4)チェンマイ278名、5)ヤラー214名、6)チョンブリ205名、7)パッタニー201名,8)スラタニー201名,9)サムットプラカーン187名,10)ターク152名

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国内のコロナ感染ゾーン分けの変更

タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は11月12日、国内各都県における感染状況の変化に応じ、国内のゾーン分けの変更を行いました。

(1)最高度厳格管理地域(ダークレッド・ゾーン)6県:
ターク、ナコンシータマラート、ナラティワート、パッタニー、ヤラー、ソンクラー

(2)最高度管理地域(レッド・ゾーン)39県:
カンチャナブリ、コンケン、チャンタブリ、チャチュンサオ、チョンブリー(バーンラムン郡、パタヤー特別市、シーラチャー郡、シーチャン島郡、サタヒープ郡ナージョムティアン地区およびバーンサレー地区を除く)、チュムポン、チェンライ、チェンマイ(ムアンチェンマイ郡、ドーイタオ郡、メーリム郡、メーテン郡を除く)、トラン、トラート(チャーン島郡を除く)、ナコンナーヨック、ナコンパトム、ナコンラチャシマ、ナコンサワン、ノンタブリ、パトゥムタニ、プラチュアップキリカン(フアヒン地区およびノーンゲー地区を除く)、
プラチンブリ、アユタヤ、パタルン、ピチット、ピサヌローク、ペッチャブリ(チャアム郡を除く)、ペチャブン、ラノーン(パヤーム島を除く)、ラヨーン(サメット島を除く)、ラチャブリ、ロッブリ、サトゥン、サムットプラカン(スワンナプーム国際空港を除く)、サムットソンクラーム、サムットサコン、サケーオ、サラブリ、スパンブリ、スラタニ(サムイ島、パガン島、タオ島を除く)、アントーン、ウドンタニ(ムアンウドンタニ郡、バーンドゥン郡、グンパワーピー郡、ナーユーン郡、ノーンハーン郡、プラジャックシラパーコム郡を除く)、ウボンラチャタニ

(3)管理地域(オレンジ・ゾーン)23県:
ガラシン、ガンペンペット、チャイナート、チャイヤプーム、ブリラム(ムアンブリラム郡を除く)、プレー、パヤオ、マハサラカム、メーホンソーン、ヤソトン、ロイエット、ラムパン、ラムプン、ルーイ(チェンカーン郡を除く)、シーサケート、シンブリ、スコータイ、スリン、ノンカーイ(ムアンノンカーイ郡、サンコム郡、シーチェンマイ郡、ターボー郡を除く)、ノンブアランプー、ウタイタニ、ウタラディット、アムナートチャルン

(4)高度監視地域(イエロー・ゾーン)5県:
ナコンパノム、ナーン、ブンカーン、ムクダハン、サコンナコン

(5)観光開国パイロット地域(ブルー・ゾーン):CCSA指令第18/2564号にて指定した17都県(注:4都県(バンコク、クラビ、パンナー、プーケット)は都県内全域対象、他の13県は( )内記載の一部の地域のみ対象)
バンコク、クラビー、チョンブリー、(ただし以下の地域に限る。バーンラムン郡、パタヤー特別市、シーラチャー郡、シーチャン島郡、サタヒープ郡(ナージョムティアン地区およびバーンサレー地区に限る))、チェンマイ(ただしムアンチェンマイ郡、ドーイタオ郡、メーリム郡、メーテン郡に限る)、トラート(ただしチャーン島郡に限る)、ブリラム(ただしムアンブリラム郡に限る)、プラチュアップキリカン(ただしフアヒン地区およびノーンゲー地区に限る)、パンガー、ペッチャブリ(ただしチャアム郡に限る)、プーケット、ラノーン(ただしパヤーム島に限る)、ラヨーン(ただしサメット島に限る)、ルーイ(ただしチェンカーン郡に限る)、サムットプラカン(ただしスワンナプーム国際空港に限る)、スラタニー(ただしサムイ島、パガン島、タオ島に限る)、ノンカーイ(ただしムアンノンカーイ郡、サンコム郡、シーチェンマイ郡、ターボー郡に限る)、ウドンタニ(ただしムアンウドンタニ郡、バーンドゥン郡、グンパワーピー郡、ナーユーン郡、ノーンハーン郡、プラジャックシラパーコム郡に限る)

バンコクを含む観光開国パイロット地域では、夜間外出禁止令が無くなり、教育施設、運動施設、映画館や劇場、美容増進施設、マッサージ、スパの営業が認められました。一方でパブ、バー、カラオケ等の遊興施設は引き続き営業が認められていません。そしてバンコク都内の、店舗におけるアルコール飲料の提供および消費については、SHA(注:タイ当局が定める衛生基準および防疫体制を整えた施設を認証する制度)認証を受けた施設に限り、午後9時を上限として認められています(午後9時以降の解禁は2022年1月16日予定)。

ゴルフ場とゴルフ関連施設のコロナ対策は?

11月18日現在、タイ国内のゴルフ場およびゴルフ関連施設(練習場、ゴルフアカデミーなど)は通常営業しています。バンコク都内の屋内のゴルフアカデミーも通常営業を再開しました。

ゴルフ場のコロナ対策は徹底されています。入場時のマスク着用、検温、手の消毒はもちろん、ワクチン接種証明書または陰性証明書の提示を義務付けている所が多くあります。また地域によってはシャワーの使用禁止、バスタオルの提供中止、レストランの店内飲食(またはアルコール飲料の提供)を禁じているゴルフ場もありますので、予約時に確認することをお勧めします。

ワクチン接種を受けていない人、接種を希望しない人、体質などの問題で接種できない人は、陰性証明が必要になりますが、ゴルフ場によって対応が若干異なっています。抗原検査キット(ATK)による陰性証明書(テスト日から7日以内のもの)を提示すれば良いとしているところもあれば、ゴルフ場でテストを受けなければならないとしているところもあります。ゴルフ場で販売しているATK(200バーツくらい)を購入するのが通常ですが、ゴルファーが未使用のATKをゴルフ場に持参して、テストだけする(手数料100バーツくらい)ことを認めているゴルフ場もあります。

抗原検査キット(ATK)

在タイ日本国大使館からのお知らせ

新型コロナウィルス関連情報、タイからの日本への入国、日本からタイへの入国に関する情報は、 在タイ日本国大使館のリンクを参照してください。
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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